ジャスミーラボ株式会社(東京都港区)は、SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)主催のピッチアワード「QWS STARTUP AWARD 2026」でファイナリストに選出され、最終審査(ピッチセッション)に登壇する。分散型GPUクラウド「JANCTION GPU POOL」とパラレルレンダリング基盤「GPX」を中心に、GPU調達難や供給逼迫に関する取り組みを示す。
ジャスミーラボは、分散的に確保・運用するGPUリソースを束ね、用途に応じて提供するクラウドGPU基盤として「JANCTION GPU POOL」を挙げる。GPU確保に伴う「初期投資」「調達リードタイム」「運用体制」の負担を、“必要分を使う”前提へ切り替える考え方を、今回のピッチで強調するポイントに据える。あわせて、リソース不足で「PoCが止まる」「学習・推論が回らない」「納期が伸びる」状況を、アクセス性の改善で下支えする設計思想も示すとしている。
最終審査登壇
登壇は「QWS STARTUP AWARD 2026」の最終審査として実施される。会場はSHIBUYA QWS スクランブルホール(渋谷スクランブルスクエア15階)で、主催はSHIBUYA QWSとなる。ジャスミーラボは当日、「JANCTION GPU POOL」と「GPX」を中心に、GPU調達難・供給逼迫・リードタイム増大によって生じる課題に対し、“必要なときに計算資源へアクセスできる状態”をつくる取り組みを紹介するとしている。
QWS STARTUP AWARD 2026は、SHIBUYA QWSが主催するピッチアワードで、ファイナリスト10社が決まった。ファイナリストには、ジャスミーラボのほか、株式会社クロスメディスン、ディーツフードプランニング株式会社、株式会社Dots for、株式会社GiftX、株式会社ISpector、株式会社Liquid Mie、LobbyAI株式会社、Portus AI株式会社、株式会社wakucaが含まれる。
ジャスミーラボが取り上げるもう一つの軸が、パラレルレンダリング基盤「GPX」だ。3DCG/映像制作などの現場で発生するレンダリング待ちをボトルネックとして捉え、並列処理を前提に制作工程の短縮を目指すとしている。計算資源を「必要なときに増やせる」前提を現場ワークフローに落とし込み、GPU POOLと連動して制作現場のピークに合わせて計算資源を増やせるという前提での運用設計を示すという。
GPUアクセス設計を提示
最終審査で伝える内容として、ジャスミーラボは以下を挙げる予定だ。AI時代における計算資源(GPU)確保の課題と、開発・制作現場に起きているボトルネックを示す。次に、JANCTION GPU POOL/GPXの事業内容と、“必要なときに計算資源へアクセスできる状態”の実現に向けた説明を行う。さらに、実証・連携に向けたパートナーシップ検討領域として、利用企業/制作会社/研究機関などを挙げる。
運用面では、JANCTION GPU POOLは分散的に確保・運用するGPUリソースを束ね、用途に応じて提供する形をとる。GPXは並列処理を前提にしたレンダリング基盤として、GPU POOLと連動する運用設計を示している。
今後の注目点は、最終審査で、ジャスミーラボがJANCTION GPU POOLとGPXを軸に、GPU調達難や供給逼迫、リードタイム増大による現場課題をどのように示すかに移る。
