伊東電機株式会社(兵庫県加西市)は、2026年3月31日から4月2日にかけてフランス・パリで開催される「SiTL 2026」に出展する。「SiTL」は輸送・物流分野に特化した専門展示会で、最新技術やサービス、ソリューションが紹介される場となる。
同社は近年、欧州を中心としたグローバル市場でのプレゼンス拡大を進めており、ドイツの「LogiMAT」や韓国の「KOREA MAT」など国際展示会への連続出展を続けている。
欧州展示会4カ国連続出展へ
伊東電機は2026年初頭、ポーランド・ワルシャワで開かれる「INTRALOGISTICA POLAND EXPO 2026」を皮切りに、ドイツの「LogiMAT 2026」、フランスの「SiTL 2026」、韓国の「KOREA MAT 2026」と、約2か月間にわたる4カ国連続の出展を予定している。出展製品の詳細は後日発表される見通しで、展示内容は公表されていない。同社の製品は食品や医薬品、印刷、自動車など多様な業界で採用実績を持つ。
出展体制と会期の位置づけ
「SiTL 2026」は3月31日から4月2日にかけて開催され、伊東電機にとっては3月下旬のドイツでの展示会に続く欧州連続出展となる。展示会は輸送・物流に関連する各国企業が集まり、業界の最新動向を発信する場だ。伊東電機はこの機会を通じてヨーロッパ市場への接点を拡充する構えを示している。
同社は兵庫県加西市を拠点に、工場自動化や物流分野の搬送機器を製造しており、パワーモーラを中心としたマテリアルハンドリング技術で世界50%のシェアを有している。欧州にも子会社を持ち、1980年代から国際展開を行っている。
今回の出展は3日間の会期で行われ、数量や製品ラインナップは会期前の公表を予定している。展示や会期後のフォローアップにおいても、欧州現地法人「イトウデンキヨーロッパ」が関与する体制を整える方向を示している。
伊東電機はこれまでも欧米の郵便・物流市場に自社製モータローラを供給してきた実績を持つ。同社の自動搬送技術は省エネ化と省人化の両立を目的に開発され、ライン設計・設置・変更の柔軟さを特徴としている。