株式会社ヒマラヤ(岐阜県岐阜市)は岐阜県と、同県が所有する岐阜メモリアルセンター陸上競技場(長良川競技場)の施設命名権契約を締結し、ネーミングライツ取得のパートナーとなった。契約期間は4月1日から2031年3月31日までで、期間中の愛称は「ヒマラヤスタジアム岐阜(呼称:ヒマスタ)」となる。
対象施設は岐阜県を代表するスポーツ施設で、各種陸上競技大会やスポーツイベントに加え、多くの市民が利用している。Jリーグ「FC岐阜」のホームスタジアムとしても使用されている。ヒマラヤは創業50周年を迎えたことを踏まえ、スポーツによって人と人をつなぎ、岐阜から全国へ、そして次の世代へと社会にポジティブなエネルギーを生み出す一助となるとの考え方を示している。ヒマラヤにとっては、拠点名を冠した形での取り組みとなり、「ヒマスタ」を拠点とした各種イベントや試合開催などを通じた展開を掲げている。
契約期間は5年
契約期間は2026年4月1日から2031年3月31日までの5年間とされ、期間中の施設愛称は「ヒマラヤスタジアム岐阜」、施設呼称は「ヒマスタ」となる。所在地は岐阜県岐阜市長良福光大野2675-28で、岐阜県が所有する施設となる。
施設は陸上競技の大会やスポーツイベントの会場として使われてきた。
ヒマラヤは1976年に岐阜市で創業し、スキー専門店としてスタートした。現在は「スポーツ」「ライフスタイル」「健康」の軸で、スポーツ用品販売を中心に、キャンプ場運営、各種イベントの実施、トレーナーによる運動プログラム提供などを展開している。
ヒマラヤは、スポーツの楽しみ方が競技にとどまらず、ランニングやフィットネスなどのパーソナルな運動、プロスポーツイベントの観戦などへ広がっているとの認識を示している。今回のネーミングライツ取得は、こうした広がりの中での取り組みとされ、地域に支えられてきた半世紀への感謝を踏まえた対応だとしている。
岐阜県所有施設で愛称変更
契約主体は岐阜県と株式会社ヒマラヤの組み合わせとなる。愛称と呼称は契約期間中に適用される形となり、既存の正式施設名である岐阜メモリアルセンター陸上競技場(長良川競技場)との使い分けが生じる。呼称は「ヒマスタ」とされ、短縮形の運用も想定されている。
施設の利用実態としては、陸上競技大会やスポーツイベントに加え、市民利用があるとされる。加えて、JリーグのFC岐阜がホームスタジアムとして使用している点から、試合運営や告知物などで呼称の統一が関係者間で必要になる可能性がある。
一方で、今回の契約に関しては、契約金額や県側の収入の扱い、施設内外の表記更新の範囲、イベント実施の具体的な運用方法などは示されていない。ヒマラヤは「ヒマスタ」を拠点とした各種イベントや試合開催などを通じた取り組みを掲げているが、実施時期や内容の詳細は明示されていない。
今後の焦点は、2026年4月1日からの愛称運用開始に向け、関係団体や利用者に対して「ヒマラヤスタジアム岐阜」「ヒマスタ」の表記・呼称がどの範囲で用いられるかにある。
