ゴマブックス株式会社(東京都港区)は、坪嶋拓真氏の書籍『夜職からの脱出法』をAmazon POD(プリント・オン・デマンド)および電子書籍で販売開始した。グローバルパートナーズ株式会社との共同事業「サブスク出版」の作品で、ナイトワーク経験者の転職支援に焦点を当てた内容となる。
書籍はナイトワーク経験者の転職支援を扱い、ナイトワーク経験が履歴書上の空白になりやすい点を指摘しつつ、その経験を「強み」に変える方法を示す構成とした。転職支援サービス「昼JOB」の全貌や著者の半生を織り交ぜ、ナイトワークから一般職への転身プロセスを具体的に取り上げる。
220頁でAmazon限定
提供形態はAmazon PODと電子書籍の2形態で、発売日は2026年3月23日。判型は128ミリ×188ミリ、ページ数は220頁。取り扱いはAmazonに限定する。目次は「ナイトワークから一般職へ 異色の転職サービス」「転職過程で発生するたくさんの難題」「ナイトワークという特殊な人材」「夜職を雇う企業の裏事情」などで構成する。
著者紹介では、夜職から昼職への転身を専門とする人材紹介サービスの立ち上げ経緯などを記載する。坪嶋氏は1987年生まれで大阪府出身。BAR開業やパチンコ店勤務、不動産会社の人事責任者などを経て、ナイトワーク経験者向け転職支援サービス「昼JOB」を立ち上げた。昼JOBの運営会社である株式会社昼JOBは、ナイトワーク経験者に特化した転職支援を掲げ、全国版サイトを運営している。
共同事業の相手先であるグローバルパートナーズは、出版事業「サブスク出版」に加え、デジタルマーケティングやグローバル人材特化の職業紹介を展開し、年間1,000人規模の紹介実績を持つ。ゴマブックスは出版業・電子書籍コンテンツの企画・編集・制作・販売を手がけており、本作は両社の共同枠組みの下で、Amazon向けにPODと電子の2形態を並行展開する。
書籍のテーマは「夜職から一般職への転身」で、転職支援サービスの実務と、採用・雇用の現場で生じる論点を章立てで整理している点が特徴だ。ナイトワーク経験を履歴書や面接でどのように語るか、転職過程で生じる心理的・実務的な課題をどう整理し乗り越えるかといった視点を前面に出し、求職者と採用企業双方の視点から構成している。
出版面では、発売日や判型、ページ数などの仕様を明確にしたうえで、提供先をAmazonに絞り込む。Amazon PODは、注文に応じて印刷・製本することで在庫を持たずに紙版を供給できる方式で、需要に応じた安定供給と在庫リスクの低減を両立できる。電子書籍との2形態を用意することで、紙とデジタルの双方で読者の利用環境に応じたアクセス手段を確保した。
転職市場の周辺環境を見ると、求人情報サイトではサービス業をはじめとする幅広い職種で夜勤関連の求人が掲載され、勤務時間帯や雇用形態、エリア別に細分化された情報提供が進んでいる。キャバクラなどナイトワークに特化したアルバイト情報サイトも、東京や大阪など大都市圏を中心にエリア・業種別の情報を提供しており、夜間シフトを含む多様な働き方が可視化されつつある。こうした求人情報の細分化と並行し、特定の就業経験や属性に焦点を当てた転職・就業情報サービスが拡大しており、本書はその中でもナイトワーク経験者の「昼職」転身に特化した事例として位置づけられる。
サブスク出版で共同展開
本書は、ゴマブックスとグローバルパートナーズの共同事業「サブスク出版」による作品で、ナイトワーク経験者向け転職支援サービス「昼JOB」の取り組みを軸に、転職支援や採用・雇用の実務に関するテーマを盛り込んでいる。ゴマブックスは本作を「サブスク出版」の一環として位置づけ、ナイトワーク経験者のキャリア形成をテーマとするコンテンツの拡充を図る。
