株式会社GENDA GiGO Entertainment(東京都港区)とアソビシステム株式会社(東京都渋谷区)は、共同で新感覚の複合エンターテイメント施設「KAWAII MONSTER LAND - HARAJUKU -」(以下KML)を原宿・竹下通り地下に開設し、2月13日にグランドオープンする。両社による共同プロジェクトで、KAWAIIカルチャーを体験型コンテンツとして構成する新施設となる。
KMLは、ショー、音楽、フード、ゲームなどの要素を物語の中で体験する60分間の回遊型エンターテイメント施設で、来場者が「見学者」として物語世界に入り込む形を採る。総合プロデュースとクリエイティブディレクションは、原宿KAWAIIカルチャーのアーティスト増田セバスチャンが担う。GiGOにとってはリアルエンターテイメント事業の拡張に位置づく取組みであり、アソビシステムにとってはカルチャーを世界へ発信する取り組みの一環となる。
原宿地下で60分型エンタメ施設
KMLは東京都渋谷区神宮前1丁目の竹下通りスクエア地下1階に構え、営業時間は10時から21時40分まで。入場は60分の時間指定制で、来場者は物語の展開に伴い複数の体験エリアを回遊する。施設内では音楽プロデューサーRAM RIDERによる音楽演出が全体に流れ、フードやゲーム、フォトスポットなどの体験が組み合わさる構成をとる。過去に原宿で展開された「KAWAII MONSTER CAFE」のIPを進化させた形で開設される。
主要コンテンツには、キャラクター「モンスターガール」によるライブ体験「Monster Party」や、メインキャラクター“チョッピー”をモチーフにしたモニュメント「Choppy's Mel-Tea Cup Ride」などが含まれる。施設全体が一体的に演出される構造となっており、KAWAIIカルチャーを五感で体験できる空間を形成している。
事業連携と運営形態の整理
本施設は、GENDAグループ傘下の株式会社GENDA GiGO Entertainmentと、カルチャープロデュースを手がけるアソビシステムが共同事業者として連携する形を採る。施設のクリエイティブディレクションは増田セバスチャンが担い、音楽演出をRAM RIDERが担当する。また、スタッフ制服はファッションブランド「6%DOKIDOKI」とのコラボレーションによって制作された。
この取り組みはGiGOが推進するリアルエンターテイメント分野強化の一つとされる。GENDAグループは国内外で約1100店舗のアミューズメント施設を展開しており、アミューズメントとカルチャーを組み合わせた多様なエンターテイメントを推進する体制を整えている。
供給期間と展開体制
KMLは常設施設として設けられ、時間指定制の入場方式を前提としている。すべての入場チケットに体験ノベルティが付属するが、数量限定の記載や再販予定の明示はない。入場チケット、体験パック、オプションなどが複数設定されており、公式ウェブサイトでの販売を通じた運用を行う形をとる。販路はオンライン販売を基本にしている。
オープン直前の2月9日には記者会見を実施し、アソビシステム所属のアイドルグループ「FRUITS ZIPPER」真中まな氏、「CANDY TUNE」の村川緋杏氏、福山梨乃氏がゲスト出演した。「KAWAII LAB.」の理念を共有し、原宿から世界へカルチャーを発信する姿勢を明らかにしている。
原宿回遊体験の成立要件
施設は地下1階に位置し、出入口動線や演出空間が連続して構成される形が採用されている。来場者は物語形式の演出をたどる構造になっており、回遊やステージ要素の参加を組み合わせる設計が前提とされている。音楽演出や照明、映像などを通じてシーンが切り替わる仕組みとなっていることが明示されている。
協業企業ごとの役割は明確化されており、アソビシステムがカルチャープロデュースやブランド面を担うとされる。増田セバスチャンによる設定上の「発掘」構成など、全体の物語性を反映した空間設計が特徴だ。製造や供給に関する記載はない。
運営体制の注目点
KMLは原宿のKAWAIIカルチャーをテーマにした常設の複合エンターテイメント施設として運用される。GiGO EntertainmentはGENDAグループの主要企業であり、グループの国内外展開における体験型事業強化の一環にあたる。今後の運用では、期間指定制の入場や物語的演出を前提とすることが焦点となる。今回の動きはGiGOが展開するリアルエンターテイメント施設群の中で、新たな文化体験型拠点に位置づけられる事例となる。