FWD生命保険株式会社(東京都中央区)は、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人 2026(大規模法人部門)」の認定を受けた。2024年の初認定以降、3年連続の認定となる。認定制度は健康経営の実践法人を顕彰する枠組みだ。
健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや、日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度とされる。FWD生命保険は、社員が心身ともに健康で働き続けられる環境づくりを重要な経営課題と位置づけ、健康経営を継続的に推進してきたという。
2026大規模法人で認定
今回の認定は「健康経営優良法人 2026(大規模法人部門)」で、FWD生命保険は2024年の初認定以降、2025年、2026年と認定が続き、3年連続となった。制度は地域の健康課題に即した取り組みなどを踏まえ、健康経営を実践する法人を顕彰する仕組みとして定着しつつある。
FWD生命保険は、健康経営の継続的な推進が3年連続の認定につながったとの認識を示している。代表取締役社長 兼 CEOの伊地知剛氏は、健康経営宣言のもとで社員とその家族が心身ともに健康であり続けることを大切にしていると述べた。
FWD生命保険は1996年8月に創業し、保険に関する感じ方や考え方の刷新を掲げて事業を進めてきた。契約は累計で200万件超を預かるとしており、今回の認定は大規模法人部門での継続認定として位置づけられる。
認定の枠組みは経済産業省と日本健康会議が共同で運営し、地域の健康課題への対応と、日本健康会議が進める健康増進の取り組みを踏まえて優良法人を選定する。FWD生命保険はこの枠組みのもとで、2026の認定を受けた。
同制度を巡っては保険各社の取得が広がっている。保険業界では、大樹生命保険が大規模法人部門の「ホワイト500」認定を受けたほか、SOMPOひまわり生命保険が大規模法人部門ホワイト500で10年連続、朝日生命保険が大規模法人部門の認定を受けるなど、同部門での認定事例が相次ぐ。ソニー生命保険やソニー損害保険、auフィナンシャルグループの複数社でも認定取得が公表されており、業界内の取り組みは一段と活発化している。
制度取得と並行し、社内の健康増進施策を具体化する動きも広がる。明治安田トラスト生命保険は中小規模法人部門で5年連続5回目の認定を受け、定期健康診断の受診や要保健指導の面談などを実施したとしている。こうした同業他社の事例は、保険業界における人事・労働環境の整備と健康投資の本格化を示す材料となっている。
健康経営宣言を軸
FWD生命保険は、健康経営宣言を軸に健康経営を継続的に推進していく方針を示した。伊地知氏は、健康はビジネスの根幹であり、顧客に安定した価値を届け続けるためにも、社員の健康保持・増進を重要な経営課題としていると述べている。FWD生命保険は、社員の健康保持・増進を通じて、持続的な企業価値の向上と社会への貢献を目指す考えも示している。
今回の動きは、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する認定制度の枠内で、大規模法人部門の認定を継続する形となる。運用面では、認定の対象部門が大規模法人部門である点と、2024年の初認定から3年連続となる点が注目される。対外説明や取引先向けの情報開示では、認定年次と部門を明確に整理しつつ、健康経営の継続推進と実効性のある施策の展開が一層求められる公算が大きい。
