「大阪焼肉・ホルモン ふたご」「GREEN BROTHERS」など7ブランド129店舗を世界展開する株式会社FTG Company(東京都目黒区)は3月20日、「和牛すき焼 そしじ 中目黒店」をオープンする。既存の焼肉店「大阪焼肉・ホルモン ふたご 中目黒別館」を改装し、すき焼き専門店へ転換する。同ブランドは長野県・軽井沢に1号店を構えており、中目黒店は4店舗目となる。
今回の出店は、中目黒で運営してきた焼肉店を改装し、専門業態に切り替える点が特徴だ。FTG Companyは「和牛すき焼 そしじ」を、文字の「そしじ」に込めた力を皿の上で体現することを掲げるすき焼き専門店とし、肉・米・卵・鍋の4点にこだわる方針を打ち出す。運営はFTG Companyが担い、素材選定や調理器具の指定を通じて提供内容を構成する。
4店舗目は38席で運営
「和牛すき焼 そしじ 中目黒店」は38席で運営し、定休日はなしとした。軽井沢の1号店開業後の展開として、都市部の繁華街への出店を進める。
提供する商品は、すき焼きセット3種類と肉焼きセット2種類を用意する。すき焼きセットは「上(赤身・並)」「特(赤身・上)」「天(霜降り)」をそろえ、いずれも野菜と「そしじ卵」が付く構成とした。一品メニューとして馬刺しやだし巻き玉子を提供し、だし巻き玉子は「そしじ卵」と昆布だしを使い職人が焼き上げる。
提供面の設計では、肉は全国から厳選したA5黒毛和牛で、BMS10以上を使用する。米は京都の老舗米屋「お米の匠 八代目儀兵衛」がすき焼き向けに厳選した専用ブレンド米、卵はオリジナルの平飼い卵「そしじ卵」、鍋は南部鉄器による特注鍋を用いる。FTG Companyは「大阪焼肉・ホルモン ふたご」などを含む7ブランド129店舗を世界展開しており、既存の調達網を生かしつつ、高付加価値メニューの構成を進める。
中目黒店は、山手通りから路地に入った通りに位置し、内装は純和風とする。日本の「おもてなし」を掲げたサービスと料理で顧客を迎える方針だ。周辺では居酒屋やカフェの新規出店が増加しており、店舗の入れ替えを伴いながら飲食店の集積が進むなか、FTGは既存店の改装によってすき焼き業態を導入する。
旧ふたご別館を改装
中目黒店は、2012年に開業した「大阪焼肉・ホルモン ふたご 中目黒別館」をリニューアルして開く。焼肉店として培った立地と客層を引き継ぎつつ、すき焼きに特化した専門店「和牛すき焼 そしじ 中目黒店」へと改装する流れだ。店内で用いるA5黒毛和牛(BMS10以上)、専用ブレンド米(お米の匠 八代目儀兵衛)、オリジナル平飼い卵「そしじ卵」、南部鉄器の特注鍋など、食材と器具を細かく指定し、品質管理とブランドの統一感を高める。
運用面では、既存店舗の設備と立地を活用しながら、メニュー構成や厨房オペレーションをすき焼き中心に再設計する。定休日なし、38席での運営とし、すき焼きセットや肉焼きセット、一品メニューを組み合わせることで、昼夜通じた集客を図る。FTG Companyは、軽井沢の1号店に続き中目黒で4店舗目を既存店改装で立ち上げることで、ブランドの認知拡大と収益性の向上を目指す。
