株式会社フォーティーン(群馬県高崎市)は、ウェッジ「FR-3」を4月17日から販売する。新キャニオンソールを採用し、砂面での抜けやすさに関わる設計を盛り込んだ。バンカーショットでのミス軽減を狙い、試打拠点も用意する。
FR-3は「Wバウンス効果」をうたう新キャニオンソールを特徴とする。フロントはローバウンス効果、バックはハイバウンス効果を組み合わせ、ソールが滑る設計を採る。バンカーショットではボール手前の砂からヘッドを入れていく打ち方を想定した。フォーティーンのウェッジ展開の中では、ウェッジワークが苦手でミスを防ぎたい層に向け、“お助け”機能を求める需要に対応する。
17日販売と試打拠点
販売開始は4月17日で、試打は「14field 高崎」「14field 横浜」で可能とする。ヘッド素材はS20Cの軟鉄鍛造で、ミラー鍛造スコアラインフェースを採用した。仕上げはパールサテン仕上げに加え、ダイヤモンドブラックサテン仕上げも同時に投入する。
FR-3は従来品「DJ-6」と比べて「明らかな滑り感が加わっている」と説明する。中央部の渓谷部を浅めに調整した新キャニオンソールにより、フロント部からバックソールの面が緩やかに砂面(芝面)へコンタクトする設計とした。DJ-6で採った中央渓谷部が深い設計による寛容性の流れを踏襲しつつ、滑り感を強化した形だ。
ヘッド設計では、トップブレードを上方向に、さらにトゥ方向に厚みを持たせた「W逆テーパーブレード」を採用。インパクト時のヘッド挙動を抑え、打点のブレがあっても距離感の安定に寄与するとしている。加えて、アイアン「TB-3 FORGED」の多面シアターブレードを踏襲し、鍛造ヘッドによるソフトな打感の獲得を狙った。
フェースは「FR PROJECTで進化したハイスピンミラー鍛造フェース」を採用する。溝エッジをルールギリギリの仕様とし、レーザーミーリング処理を施すことで、スピン性能を前面に打ち出した。
日本シャフトと共同開発
シャフトは複数を用意し、スチールではN.S.PRO DS-91w(WEDGE/96g)を標準的な選択肢とした。オリジナルカーボンシャフトとしてFT-62w Ver2(65g)とFT-52w Ver2(55g)をラインアップし、アイアンセットとのリズムマッチを意識した構成とする。日本シャフトとの共同開発によるN.S.PRO IS-114W Ver2も採用し、ボールを乗せやすいフィーリングを訴求する。
シャフトの選択肢は特注オーダーにも広げ、N.S.PRO MODUS3 WEDGE 105(111g)をオプションとして用意する。ヘッドはS20C軟鉄鍛造とミラー鍛造スコアラインフェースの組み合わせとし、外観仕上げはパールサテンとダイヤモンドブラックサテンの2種から選べる仕様とした。
ソールは新キャニオンソールを中核に据え、バンカーでボール手前の砂からヘッドを入れる打ち方を前提とした設計とした。比較対象としてDJ-6を挙げ、渓谷部の調整による滑り感の変化を強調しており、設計上の差分を明確に示している。
