株式会社エネフォワード(福岡県福岡市)は、事業拡大に伴い、2026年4月に本社移転と東京支社の開設を実施する。あわせてコーポレートロゴと自社ブランド「ENE FORCE(エネフォース)」のロゴをリニューアルした。移転・開設により、人員体制と首都圏対応の整備が進み、系統用蓄電所関連の事業運営や顧客対応の機動性に影響を与える可能性がある。
本社移転は、人員体制の強化に対応し、従業員が働きやすい環境を整備する狙いだ。東京支社は、今後の事業拡大を見据え、首都圏における営業とパートナー連携を強化するための拠点と位置づける。エネフォワードは系統用蓄電所の設計・施工・運営・保守を手掛けており、今回の体制整備は同事業の推進基盤の拡充という意味合いを持つ。
2026年4月に拠点再編
エネフォワードは2026年4月に本社を移転し、東京支社を新設する。本社移転は、事業拡大に伴う人員体制の強化に対応するためで、従業員の働きやすさを高める環境整備を目的に掲げた。新オフィスでは社内コミュニケーションを促進し、エンゲージメント向上を通じて提供価値の最大化と、持続的な企業価値の向上につなげる方針だ。
新オフィスでは社内コミュニケーションを促進し、エンゲージメント向上を通じて提供価値の最大化と、持続的な企業価値の向上につなげる方針だ。
東京支社は、首都圏での営業活動とパートナー連携の強化を目的に開設した。これにより、より迅速かつ柔軟な対応体制を構築し、顧客への提供価値を高めるとしている。
社員の多様な働き方を尊重しつつ、コミュニケーションを効果的に融合させ、生産性の高い組織づくりを進める考えも示した。
ロゴ刷新で事業拡大示す
拠点再編と同時に、コーポレートロゴと自社ブランド「ENE FORCE(エネフォース)」のロゴを刷新した。コーポレートロゴは「再生可能エネルギーを24時間稼働する発電所に変える」というミッションを掲げ、蓄電池事業を「次世代の電力インフラ」と位置づけて拡大する意向を打ち出した。建設から運用後のフォローまでを含め、指名につながる信頼の獲得を意識し、透明性のあるクリーンで洗練されたデザインを採用したという。
自社ブランドロゴは、蓄電池の品質追求を掲げる「ENE FORCE」の文脈で刷新した。価格競争力と市場対応力を強みに、顧客の資産運用を長期的に支えるとする。
シンボルマークの「e」は、地球周回の軌道(オービット)や力強く流れるエネルギーの渦をモチーフにした。交差するシャープなラインと曲線は、既存のエネルギー網の枠組みを打ち破る革新性とスピード感を象徴すると説明している。
西日本での着工実績を強調
エネフォワードは、系統用蓄電所の設計・施工・運営・保守を担う事業者として、着工棟数で「西日本No.1の実績」を掲げる。数値の根拠は「2026年3月時点、同社調べ」としている。
今回の本社移転と東京支社開設は、こうした事業拡大局面での人員増や組織運営の高度化、ならびに首都圏での営業・連携強化を同時に進める動きとなる。
本社の職場環境整備と社内コミュニケーションの促進、東京側での迅速・柔軟な顧客対応の実現を狙いに掲げた。拠点機能の再配置を通じ、設計から施工、運営、保守までの一連の業務を支える社内外の連携設計を再構築する構えだ。
首都圏連携強化が注目点
今後の注目点は、東京支社が担う「首都圏における営業・パートナー連携の強化」が、エネフォワードの運営体制にどのように組み込まれていくかにある。
本社移転により人員体制の強化と働きやすい環境整備を進める方針を掲げたため、移転後の組織運営が現場対応の迅速化や社内コミュニケーションの設計にどう反映されるかが焦点となる。今回の拠点再編とブランド刷新は、系統用蓄電池の投資・開発・管理を通じた事業拡大の流れの中で位置づけられる。
