株式会社EMOLVA(東京都渋谷区)は、2026年に開催される次回の「池袋ハロウィンコスプレフェス」関連企画に、代表取締役の榊󠄀原清一が参加すると発表した。榊󠄀原は2024年、2025年に続き、3年連続で同イベント関連企画への出演となる。リアルとオンラインが融合する大型イベントでの発信設計が、次回企画の運営体制や情報発信の在り方にも影響を与えるとみられる。
2025年の池袋ハロウィンコスプレフェスでは、榊󠄀原がイベントの世界観や参加者のクリエイティビティ、SNSを通じて拡散されるカルチャーの魅力を解説し、リアルとオンラインが連動する大型イベントにおける「発信力」と「体験価値」の重要性を示した。東京ベイネットワークの特別生中継番組にはコメンテーターとして出演し、コスプレファンと視聴者をつなぐ形でイベントの魅力をリアルタイムで伝えた。2026年の関連企画でも、コスプレカルチャーとSNSマーケティングを組み合わせ、イベントの訴求力と情報波及を高める役割を担う構想だ。
池ハロは10万人規模
池袋ハロウィンコスプレフェス2025は、10月24〜26日の3日間、池袋・サンシャインシティおよび池袋東口エリア一帯で開催された。毎年10万人規模が来場する都内有数のハロウィンフェスで、2025年もステージ企画やパレード、撮影会、企業ブースなど多様なコンテンツを展開し、来場者の回遊と情報発信を両立させる運営が特徴となった。プログラムは18歳以上を対象とした「池ハロナイト」と、本祭で構成され、主催は池袋ハロウィンコスプレフェス実行委員会が務めた。
EMOLVA側の実務面では、SNSマーケティング支援の知見を軸に、イベントの文脈に即した情報発信の設計がテーマとなる。EMOLVAはこれまでに500社超の企業・団体にSNSマーケティングを提供し、ベンチャーから中小、大手、地方自治体、中央官庁まで幅広い顧客を抱える。インフルエンサーマーケティングでは、フォロワー合計約140万人規模のインフルエンサーと1万人超の一般モニターと提携し、各種芸能事務所やタレントとの連携実績も重ねてきた。池袋ハロウィンコスプレフェスのように現地体験とオンライン拡散が同時進行する場では、出演や生中継を通じた「説明役」が、告知や番組構成など周辺の運用と結びつくケースが増えており、同社のノウハウを生かす余地は大きい。
榊󠄀原は2009年にサイバーエージェントへ新卒入社し、インフラエンジニアやソーシャルゲームのWebアナリストを経て、企業SNS運用代行コンサルティングやインフルエンサーキャスティングPR業務に携わった。2015年にEMOLVAを設立し、代表取締役としてSNSマーケティング事業を統括している。社外での登壇や講演も多く、起業家ネットワークのEO Tokyo Centralでは、アルゴリズムの動向やZ世代・α世代向けのコンテンツ設計などをテーマに講義を行ってきた。イベント領域にとどまらず、SNS運用をめぐる実務知見を対外的に共有する動きを強めている。
市場環境では、インフルエンサー活用を含むSNSマーケティングが、世代別のコンテンツ嗜好やプラットフォームのアルゴリズム対応と一体で検討される局面が増えている。EMOLVAは、グローバルのインフルエンサーネットワークを掲げる韓国のSNSマーケティング企業LIZZY CONNECTと業務提携し、日韓連携によるネットワーク強化を進めている。池袋ハロウィンコスプレフェスでも企業ブースや生中継がイベントの構成要素として組み込まれ、現地の熱量を映像やSNS経由で届ける運用がイベント価値の一部を形成する。こうした「リアル×オンライン」の設計は、出演者のコメントや番組内の解説といったコンテンツ作りとも連動しやすく、マーケティング面での工夫が求められる。
発信設計が運用の要点
2025年は池ハロナイトと本祭を分ける構成を通じ、年齢条件を設けたプログラムも含めた運営が行われた。榊󠄀原は特別生中継番組でコメンテーターを務め、視聴者に向けた説明役としてイベントの魅力をリアルタイムで発信した。2026年の関連企画でも、コスプレカルチャーとSNSマーケティングを掛け合わせて訴求する方針で、出演・解説とSNS上での情報流通の組み立てを連動させる構想がある。
番組出演など媒体側の枠組みがあるケースでは、出演者、主催者、放送・配信事業者の役割が分かれ、情報発信の主体と運用の境界をどう定義するかが論点となる。取引管理や法人営業の観点からは、関連企画における出演・制作・運用の役割分担を前提にしたスキーム構築が不可欠であり、EMOLVAは池袋ハロウィンコスプレフェスへの継続的な関与を通じて、イベントとSNSマーケティングを横断する発信モデルの確立を狙う。
