ダイドードリンコ株式会社(大阪市北区)は2026年春夏の新商品として、「FRISK(フリスク)」のライセンスを使用した炭酸飲料「超!クールスパークリング フリスクレモン&ライム」を発売する。自動販売機では3月30日から、量販店などでは6月22日から取り扱う。全国清涼飲料連合会が定める「熱中症対策」表示ガイドラインの基準を満たす清涼飲料水とされ、夏季の需要期に向けた飲用機会の拡大を狙う。
「超!クールスパークリング フリスクレモン&ライム」は、「FRISK SPARKLING」シリーズをベースに、シリーズ比で炭酸を強化した点を特徴とする。強い炭酸と冷涼感を打ち出しつつ、飲みやすさにも配慮した設計とし、味わいはレモンとライムの甘酸っぱくフルーティーな風味に仕上げた。ナトリウムを100ml当たり40mg以上、クエン酸を100ml当たり430mg配合し、夏場のクールダウンや気分転換に加え、塩分補給のニーズも取り込む。
自販機先行、量販店に段階展開
新商品は自動販売機と量販店などの両チャネルで展開するが、導入時期を分ける。まず自動販売機で3月30日に立ち上げ、続いて量販店などで6月22日から販売を開始する。チャネルごとに投入タイミングを調整することで、春先から初夏にかけて段階的に売り場を拡大する。商品容量は490mlのPETボトルで、100ml当たりエネルギーは0kcalとし、炭酸・塩分・クエン酸を備えつつカロリーゼロを訴求する。
熱中症対策の表示については、全国清涼飲料連合会のガイドラインに沿い、ナトリウム濃度を飲料100ml当たり40~80mg(食塩相当量として0.1~0.2g)の範囲に設定した。冷涼感とレモン&ライムのさっぱりとした味わいに、塩分とクエン酸の補給機能を組み合わせることで、熱中症対策用途での飲用も見込む。
同社はFRISKブランドのライセンスを活用した炭酸飲料の展開を継続しており、今回の商品もその一環として春夏向けに投入する。既存の「FRISK SPARKLING」シリーズとの差異として炭酸の強化を掲げるとともに、熱中症対策表示ガイドラインに準拠したナトリウム設計とクエン酸配合を組み合わせ、機能性と嗜好性を両立させた商品と位置づける。
ダイドードリンコは本社を大阪市北区に置き、自動販売機網を活用した飲料事業を展開してきた。グループとして自販機チャネルを重要な販売接点と位置づけており、今回も自販機での先行発売によりブランド認知と飲用体験を高め、その後に量販店での展開を広げる戦略をとる。
想定する飲用シーンは、夏場のクールダウンやリフレッシュ、スポーツや屋外活動時の塩分補給など多岐にわたる。自動販売機と量販店で発売日を分けることで、卸・小売との間で納品や売り場展開のタイミングを調整しやすくし、季節商戦に合わせた売り場づくりを後押しする狙いもある。ダイドードリンコは2026年春夏の主力新商品の一つとして同品を投入し、FRISKブランドを冠した炭酸飲料のラインアップ強化につなげる。
