株式会社ドウシシャ(大阪市中央区)は、ベトナムビール「スティーン ラガービール」を2月下旬から全国の小売店を通じて販売する。ベトナムの飲料メーカー「A&B Vietnam」が手がける銘柄で、ドウシシャが新たに取り扱いを始める。酒税法改正でビールを取り巻く環境が変化する中、選択肢を広げる動きとなる。
ドウシシャは、より多様なビールの選択肢を手に取りやすい価格で楽しめるようにする考えから、「A&B Vietnam」の「スティーン ラガービール」の取り扱いを開始した。海外ビールの中でも、世界的にビール消費量がトップクラスで東南アジア最大級の市場とされるベトナムのビールに着目した。高温多湿な気候の中で育まれてきた軽やかで飲みやすい味わいが、蒸し暑い日本の夏の食卓とも親和性があるという。
アルコール5%で投入
商品は「スティーン ラガービール」で、酒類区分はビール、アルコール分は5%とする。内容量は330mlで、希望小売価格はオープンプライスとした。販売は全国の小売店を通じた取り扱いとする。
商品説明では、米や米麺を中心としたベトナムの食文化とともに日常的に親しまれてきたベトナムビールは、料理を邪魔しないすっきりとした味わいが特長だとした。ドウシシャは、日本の家飲み・晩酌文化とも相性が良い商品だとしている。
「スティーン ラガービール」は、日本市場の嗜好に合わせてアルコール度数を5%に設定したとしている。熱帯気候のベトナムでは軽やかに飲める低アルコールのビールが一般的としつつ、本製品は度数の調整を行った。
また、海外のスーパーマーケットや飲食店を中心に世界各国で親しまれているとの記載もある。オランダ語で「石」を意味するSTEEN(スティーン)の名称は、穏やかで深い輝きと上質感を備えた唯一無二のビールを目指して誕生したという。
A&B Vietnam品を新規扱い
供給は「A&B Vietnam」が手がける「スティーン ラガービール」を、ドウシシャが全国の小売店を通じて販売する形をとる。販売開始時期は2月下旬で、取り扱いは新規としている。数量限定や再販の予定についての記載はない。
協業関係では、製造はベトナムの飲料メーカーである「A&B Vietnam」が担い、ドウシシャは日本国内の小売店での取り扱いに向けた販売を担う構図となる。原料選びから製造工程までの管理や、発酵時の温度や時間への配慮は「A&B Vietnam」の取り組みとして記載がある一方、ドウシシャ側の運用体制や役割分担の詳細は示されていない。
取り扱いの範囲は全国の小売店とされ、具体的な店舗形態や取り扱いチャネルの区分は示されていない。発売日現在の情報であり、内容は予告なしに変更されることがあるとしている。
今後の注目点は、2月下旬の販売開始にあわせて、全国の小売店での取り扱い範囲がどのように示されるかとなる。取引面では、全国の小売店を通じた取り扱いを前提に、供給元が「A&B Vietnam」である点を踏まえ、商品仕様としてアルコール分5%・内容量330mlでの流通となる形だ。ドウシシャは酒税法改正で環境が変化する中で、ベトナムビールの新規取り扱いを加える動きとなる。
