株式会社ドンク(兵庫県神戸市)が展開するベーカリーブランド「Mini One(ミニワン)」は、『Mini One Anniversary~3月21日はミニワンの日~』を3月1日から31日まで全国の131店舗で実施する。「ミニワンの日」の3月21日限定で、200g以上購入した客にミニクロワッサン2個を配布する企画も設けた。
3月がミニクロワッサンの誕生月であることと「ミニワン」の語呂を掛け合わせた記念行事とされる。ドンクは1905年創業のベーカリーであり、1984年に札幌の店舗で生まれたミニクロワッサンから派生したブランド「ミニワン」を2006年に立ち上げた。今回の企画はブランド誕生の節目を記念する取り組みの一つとされる。
全国131店舗で限定セット販売
今回のフェアでは、期間限定商品「キャンディストロベリー」を販売する。国産とちおとめ苺を使ったミルククリームを特長とし、アニバーサリー仕様の「アニバーサリーBOX」も数量限定で用意する。BOXにはミニクロワッサンや期間限定商品の詰め合わせが入り、店舗の一部では取り扱いのない場合もある。国内は131店舗、海外は33店舗となっている(2026年2月時点)。
「ミニワンの日」の当日には、量り売り形式の販売を行う売場で特別企画を展開する。テーマは「貰ったあなたも、誰かにちょっぴりハッピーを」とされ、来店客との双方向性を意識した催し構成をとっている。
スクラッチ製法に基づく全国展開
ミニワンは粉から生地を仕込み焼き上げる「スクラッチ製法」に一貫して取り組む体制に基づいて運営されている。職人が店舗内で焼き上げる点が全ブランド共通の特徴とされており、ヨーロッパのマルシェをモデルにした量り売り販売を導入している。季節限定商品や関連ブランドを複数展開するドンクの体制のもと、製造工程と販売形式を組み合わせた一連の運用が行われている。
ミニワンブランドは、1980年代からのミニクロワッサン販売を基点に、専用の販売スペースを設ける体制を1990年代半ばから構築してきた。2006年には独立ブランドへ発展し、国内外で店舗網を広げてきた経緯がある。
今回の『Mini One Anniversary』では、数量限定BOXが設定されており、再販の有無や次回開催の予定については明示されていない。BOXは2種類のデザインで展開し、顧客がデザインを選ぶことはできない形をとる。
3月の1か月間にわたる実施期間の中で、限定商品の取り扱いや特別企画の実施は店舗限定の条件があるため、運営上は各店舗の裁量を前提とした対応が求められる構成だ。131店舗規模で同時期に展開される本企画は、全国展開するミニワンブランドの恒例行事として毎年継続して行われている取り組みの一部を示している。
