DigitalBridge Group, Inc.はジャパン・エクステンシブ・インフラストラクチャー株式会社(JEXI)とともに、それぞれの関連ファンドを通じて、日本電気株式会社(NEC)が保有する神奈川および神戸のデータセンター資産の一部を取得完了した。取引完了後は当該資産を新たな独立したプラットフォームとして運営する予定だ。第三者によるコロケーション需要の取り込みを進める方針で、利用形態の選択肢が広がる可能性がある。
取引後の運営は、独立したプラットフォームの枠組みで進める計画で、施設拡張と第三者のコロケーション需要の取り込みを進める狙いを示している。NECは主要顧客として当該施設を利用し、需要基盤を提供する構図となる。DigitalBridgeは、NECとのパートナーシップの下で拡張を進める考えを示しており、JEXIは複雑なアセットカーブアウトの組成および実行で役割を担った。
日本で2件目の投資
本取引は、DigitalBridgeにとって2025年初頭の株式会社JTOWERの非公開化に続く日本で2件目の投資とされる。DigitalBridgeは、日本市場における需要や長期的な構造的トレンドに即時対応が可能なデジタルインフラプラットフォームおよびデジタルアセットの構築に向けたコミットメントを示したとしている。対象はNECが保有していた神奈川および神戸のデータセンター資産の一部で、独立したプラットフォームとして運営する予定だ。
DigitalBridgeのJustin Changシニアマネージングディレクター兼アジア統括責任者は、日本のエンタープライズ向けコロケーション市場に投資機会があるとの見方を示し、NEC以外の国内データセンター顧客のニーズにも応える意向に言及した。JEXIの岡村研二朗代表取締役CIOは、生成AIの普及などによりデジタルインフラの重要性が高まっているとの認識を述べ、投資家資金をインフラ事業へつなぐ「結節点」としての機能を掲げた。NECの繁沢優香クラウド・マネージドサービス事業部門長は、DigitalBridgeのデータセンター運営実績とJEXIの国内に根ざした知見を活用し、インフラニーズの高度化に対応できる体制が整うとの見解を示した。
取引の狙いとしては、NECが主要顧客として利用を継続しつつ、第三者のコロケーション需要の取り込みを進める点が示されている。これを受け、運用主体の独立化と施設拡張の組み合わせが、データセンター設備投資の実行体制や投資資金の流れに影響を与える可能性がある。
独立運営へ切り出し
過去からの流れとして、本件はDigitalBridgeにとって日本での投資案件を積み上げる動きの一つとされ、直前の事例として2025年初頭の株式会社JTOWERの非公開化が挙げられている。今回のデータセンター資産は、NECが保有していた神奈川および神戸の一部で、取得完了後は独立したプラットフォームとして運営する予定だ。
外部環境については、JEXIが生成AIの普及に触れ、デジタルインフラの重要性が高まっているとの認識を示している。DigitalBridgeも、日本市場の需要や長期的な構造的トレンドに即時対応が可能なデジタルインフラプラットフォームの構築を掲げており、資産の切り出しと拡張方針を結び付ける説明をしている。
NECは主要顧客継続
供給面では、取得後の当該資産を「新たな独立したプラットフォーム」として運営する予定で、施設拡張や第三者によるコロケーション需要の取り込みを進める方針が示されている。提供形態は、NECが主要顧客として利用し続ける形をとりつつ、NEC以外の国内データセンター顧客ニーズに応える方向性が示されている。
連携面では、DigitalBridgeはJEXIとともに、それぞれの関連ファンドを通じてNECのデータセンター資産の一部を取得した。JEXIは複雑なアセットカーブアウトの組成および実行で役割を担ったとされる。
今回の動きで焦点となるのは、独立運営の枠組みの下で施設拡張と第三者需要の取り込みをどの範囲で進めるか、という運用設計の具体だ。取引管理や法人営業の観点では、NECが主要顧客として当該施設を利用し続ける形をとり、第三者のコロケーション需要の取り込みを進める方針である点を踏まえ、対象となる提供範囲や運営体制の明示範囲を条件として整理しておく必要がある。
