六本木ウイスキーサロンは、スコッチウイスキー「デュワーズ(Dewar's)」に焦点を当てた「デュワーズ特別テイスティングセミナー」を4月に開く。バカルディ ジャパンのウイスキーアンバサダー、田中大智氏が講師を務め、少人数制でデュワーズとロイヤルブラックラの計8種類をテイスティングする。
提供銘柄を絞り込んだ解説と質疑応答を組み合わせ、参加者が銘柄の特徴や背景を体系的に理解できる構成とする。実施場所はBAR ROPPONGI WHISKY SALONで、六本木ウイスキーサロンが運営する場を使う。セミナーは2部制とし、各回120分で進行する。
8銘柄を120分提供
プログラムはウイスキー8種類のテイスティングに加え、アンバサダーによる解説と質疑応答で構成する。ラインナップはデュワーズ15年、18年、「デュワーズ ダブルダブル」21年、27年、32年と、ロイヤルブラックラ12年、18年、21年とした。デュワーズの「ダブルダブルシリーズ」3銘柄を含めることで、熟成年数や後熟工程の違いを比較しやすくする狙いがある。
運用は2部制で、1部が13:00〜15:00(受付12:45〜)、2部が16:00〜18:00(受付15:45〜)。定員は各回10名の先着順とし、テイスティングと説明をセットで実施する少人数の枠組みとする。
講師を務める田中大智氏は、バカルディ ジャパン株式会社でデュワーズを含むウイスキーブランドのアンバサダーを担当し、当日は解説と質疑応答を受け持つ。デュワーズのブレンデッドと、ロイヤルブラックラのシングルモルトを一度に扱うことで、製法の違いによる風味の比較など、複数の切り口からの理解を促す場とする。
デュワーズは1846年創業のスコッチウイスキーで、熟成した原酒をブレンド後に再び樽に戻して数カ月間熟成させる「ダブルエイジ製法」を掲げる。現在のマスターブレンダーはステファニー・マクラウド氏とされ、1893年にはヴィクトリア女王からロイヤルワラント(王室御用達)を取得した歴史を持つ。こうした来歴や製法上の特徴も、テイスティングとあわせて説明する。
会場となる六本木ウイスキーサロンは、株式会社ロイヤルマイルが運営する。ウイスキーサロンFCの発起人である静谷和典氏は、ウイスキー検定全階級日本1位の実績を持ち、2019年にマスター・オブ・ウイスキーを取得。東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)の審査員やチェアマンも歴任しており、専門性の高い人材がイベント運営や講師招聘の体制づくりを支えている。
ジョン・デュワー&サンズはスコットランドに複数の蒸溜所を所有し、シングルモルトの製造を含む事業基盤を持つ。日本国内ではバカルディ ジャパンがデュワーズの販売を担い、田中氏がブランドアンバサダーとして解説役を務める。今回のセミナーは、こうした供給・販売体制のもとで、飲食店や小売の現場、消費者側のブランド理解を深める取り組みの一環となる。
ブレンデッドスコッチは飲みやすさから初心者層に選ばれやすく、12年物以上の熟成年数を持つ商品が「次の一歩」として選好される傾向があるとされる。体験型消費の広がりに伴い、テイスティングイベントの開催例も増加しており、ブランド側が飲用シーンに密着した理解促進を図る動きが強まっている。デュワーズはダブルエイジ製法によるなめらかな口当たりの訴求や、樽仕上げの違いによるバリエーション展開など、単一ブランドのなかでも説明の切り口が多く、セミナー型の企画と相性が良い。
講師と少人数で進行
当日は、バカルディ ジャパンのウイスキーアンバサダー田中大智氏が進行役を務め、解説と質疑応答を組み込む。少人数制とすることで、参加者ごとの質問を受け付ける時間を確保し、個々の関心に即した説明を行えるようにする。テイスティングと講義を組み合わせ、提供銘柄に的を絞った解説を加えることで、参加者の銘柄理解の整理につなげる。
セミナー運営では、講師による解説と質疑応答が中核となり、銘柄を試す順序や説明の焦点は講師の進行に沿って組み立てる。各回120分の枠内で8種類を扱うため、提供銘柄数をあらかじめ固定したうえで、時間配分を考慮した説明を行う。六本木ウイスキーサロンは、こうした少人数制のセミナーを通じて、店内オペレーションと専門的な解説を組み合わせた体験型の場づくりを進める。
