大和アセットマネジメント株式会社(東京都千代田区)は、「iFreeETF FANG+ゴールド」(証券コード:521A)を新たに設定し、東京証券取引所に上場する。FANG+とゴールドにそれぞれ100%ずつ、合計200%相当額の投資をめざすインデックス型ETFで、同社の既存ラインアップにはない資産複合型の商品となる。
同社は、米国ビッグテック株の成長性と金の資産価値維持機能を組み合わせることで、多様化する投資家ニーズへの対応を狙うとしている。今回のETFは、2025年1月に上場した「iFreeETF FANG+」の運用実績を踏まえた新たな展開に位置付けられる。
純資産500億円超のシリーズ新展開
「iFreeETF FANG+」は、米国ビッグテック10銘柄で構成されるNYSE FANG+指数に連動し、2026年1月末時点で純資産総額が500億円を超えた。新たに設定する「iFreeETF FANG+ゴールド」は、この指数を基盤としながら、金への同時投資を組み合わせた構成をとる。東京証券取引所が上場を承認しており、内国ETFとして全国の証券会社で取り扱い可能となる。
上場日の3月11日は、日本取引所グループによる国内新規ETF承認案件の一つに位置づけられている。これにより、株式市場での多様な上場投資信託商品の選択肢が拡大することになる。
当社の発表によると、FANG+指数は世界のイノベーションを牽引する米大手テック10銘柄で構成される。これに対し、金は地政学リスクやインフレ局面で資産保全手段として注目を集めており。
ETF設定と運用体制の構築
受託会社はみずほ信託銀行が担う。上場後は金融商品取引所を通じて市場売買が可能となる見込みだ。販売会社(指定参加者)経由での交付目論見書の閲覧および「有価証券届出書」による詳細確認が求められている。
ETFの取得は株式または金銭の拠出により行う形式であり、再販や追加設定の際には販売会社経由で手続きが取られる。
同社のETFシリーズ「iFreeETF」は、主にインデックス型で多様な市場指数に連動する商品群として展開されている。今回の組成もその延長線上にあるが、資産複合型の仕組みは同シリーズとして新しい試みとなる。
また、対外的な連携先として明示されている受託会社以外に開発や販売協業の記載は確認されていない。運用や管理業務は大和アセットマネジメントが主体となって進める。
今回のETFは単発の企画ではなく、これまでのFANG+シリーズを基に構築された継続的な新商品展開の一環とみられる。今後の追加シリーズ化や別資産との組み合わせについては現時点で言及されていない。
運用面では、ETFを金融商品取引所で売買する場合の諸条件やリスクについて、同社は「投資信託説明書(交付目論見書)」の確認を求めている。投資信託の基準価額は市場変動により大きく変動し、投資元本が保証されないことがあらかじめ示されている。
