株式会社エフ・コード(東京都新宿区)の連結子会社、株式会社デイトラ(東京都豊島区)が運営するWebスキル特化型オンラインスクールの「Web制作コース」が、厚生労働大臣指定の「専門実践教育訓練給付金」の対象講座に認定された。一定の条件を満たす受講者はハローワークから給付を受けられ、費用面の負担の捉え方が変わる可能性がある。
対象講座はデイトラが提供するeラーニング(完全オンライン)の「Web制作コース」である。専門実践教育訓練給付金は、厚生労働大臣が指定する講座を受講・修了した場合に、教育訓練経費の一定割合を支給する制度で、デイトラは同制度の枠組みの中で受講者の申請手続きが進む形を示している。デイトラにとっては、同コースの提供を制度指定講座として運用する取り組みとなる。
指定期間は令和11年まで
指定期間は令和8年4月1日~令和11年3月31日とされ、訓練期間は6ヶ月とする。実施方法はeラーニング(完全オンライン)で、受講者はハローワークで受給資格の確認などを経て申請し、修了後に支給申請を行う流れをとる。
対象者は在職中、または離職中で、受講開始日などに応じて雇用保険の加入期間が通算2年以上(2回目以降は3年以上)とされる。申請にあたっては受講開始日の原則2週間前までに必要書類を提出するとしている。
制度面では、講座を受講・修了した場合に教育訓練経費の50%(年間上限40万円)が支給され、修了後に一定の条件を満たした場合は段階的な追加支給があり合計で最大80%まで給付を受けることができる枠組みとされる。
デイトラは、同コースが2026年1月に経済産業省「第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)」にも認定されている点を挙げ、今回の厚生労働省による指定講座の認定とあわせ、複数制度での扱いが明確になったとしている。
給付申請はハローワーク経由
給付金の利用手続きは、ハローワークでの受給資格確認やキャリアコンサルティングの受講、必要書類の提出を経て受講を開始し、修了後に支給申請を行う形とされる。修了の扱いは、カリキュラム修了に加え卒業課題に合格することを含むとしている。
デイトラは「Web制作コース」をサービス開始当初から提供してきたコースとし、学習内容としてHTML/CSS、WordPressの構築・カスタマイズ、JavaScriptを用いたアニメーション実装、生成AI活用法を挙げる。カリキュラムはアップデートし、一度購入すれば無期限で閲覧可能としている。
株式会社デイトラの大滝昇平代表取締役社長は、基幹コースである「Web制作コース」が専門実践教育訓練給付金の対象講座に認定されたことに言及し、給付金は学びを後押しする制度であると述べた。
エフ・コードはマーケティングとAI/テクノロジーによる支援を掲げ、グループとして事業を展開している。今回の認定を受け、デイトラのWeb制作コースは、指定番号と指定期間が付された講座として制度運用の枠内で提供されることになる。
