株式会社コレックホールディングス(東京都豊島区)は、大阪ガスマーケティング株式会社と関西地域における太陽光パネル・蓄電池など太陽光発電関連商材の販売事業で業務提携することを決定した。家庭向けの太陽光発電需要が拡大するなか、両社の強みを生かした協業の一歩目として、販売体制の強化と提案力向上を図る取り組みとなる。
エネルギー価格の変動や災害リスクの高まりを背景に、家庭の太陽光発電需要は急速に伸びているとされる。こうした状況のもとで、コレックホールディングスは品質確保やアフターサービスを含む消費者保護の充実を目的に協議を重ねてきた。大阪ガスマーケティングが持つブランド力と顧客基盤、同社グループの営業力を組み合わせ、持続的な住宅関連サービス提供体制の整備を狙う。
関西中心に販売拡充へ
提携により、コレックホールディングスは大阪ガスマーケティングの太陽光発電サービス「スマイルーフ」を含めた太陽光パネルや蓄電池等を関西中心に販売する。「大阪ガス太陽光販売サポート店(仮称)」として、地域の住宅需要に応じた提案を進める方針で、取り扱い商品を住宅周辺分野へも広げる構えが示された。今回の業務提携の契約締結は2025年2月19日で、正式に販売連携へと移行した形だ。
コレックホールディングスはエネルギー、アウトソーシング、メディアプラットフォームの3事業を軸にする企業で、太陽光や蓄電池の販売・設置サービスを行うエネルギー事業が中核にある。大阪ガスマーケティング(大阪市中央区)は2019年設立で、ガスや電気、リフォームなど幅広い家庭向け事業を展開している。
協業体制と展開条件
今回の提携は関西エリア限定で実施され、販売を担うのはコレックホールディングス側のグループ企業だ。大阪ガスマーケティングの商品ラインを活用し、リアルとウェブを組み合わせた営業活動を前提としている。数量や期間に関する限定条件、および再販予定については明示されていないが、協業の一環として太陽光関連商材を中心に推進していく構成だ。
大阪ガスマーケティングとの契約関係は新規の取り組みとして位置づけられており、過去の継続実績については示されていない。販売・運用の責任主体はコレックホールディングスとし、商品の供給元となる大阪ガスマーケティングが商材を提供する役割分担で展開する形をとる。「大阪ガス太陽光販売サポート店(仮称)」の呼称は暫定的であり、正式名称の公開は未定とされる。
提供範囲は関西中心と明示され、全国展開については今回の発表では取り扱われていない。再販・拠点拡張の具体的計画も記されておらず、今後の広がりは定義されていない段階だ。業績への影響については2026年2月期段階で軽微とされ、影響が生じた場合は開示対応を行うとしている。
今回の動きは、コレックホールディングスが進める住宅関連商品・サービスの総合提供に向けた基盤づくりの一環であり、エネルギー事業における他社連携策の一つとなる。