ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社コールマン事業部(東京都港区)は、内びんにセラミック塗膜加工を施した保冷ボトル「真空断熱スポーツボトル」シリーズの3モデルを、2026年4月以降に順次発売する。容量は1.8L、1.1L、710mlの3種類とする。スポーツドリンクを入れられる点を打ち出す。スポーツやトレーニング場面での水分補給のしやすさに関わる動きとなる。
新シリーズは、ボトル内びんの表面に酸やアルカリに強いセラミック塗膜加工を施し、スポーツドリンクに対応させる。飲み口はワンタッチオープンで、ボタンを押すとふたが自動で開く仕様とし、飲み口に直接触れずに開閉できる点も盛り込んだ。コールマンはスポーツにも最適な保冷ボトルのシリーズとして展開する考えを示している。
保冷6時間目安の3型
投入するのは1.8L、1.1L、710mlの3モデルで、いずれも大容量とする。保冷性能は約6時間を目安に示し、4℃の水を入れて室温20℃で放置した場合、1.8Lは約5℃以下、1.1Lは約7℃以下、710mlは約8℃以下としている。持ち運び面ではハンドルを付け、指に掛けて運べる設計とした。誤作動でふたが開くのを防ぐロック機能も付ける。
同社はボトル領域で、用途を分けたラインアップを同時期に広げる。2026年4月から順次発売する計画として、「真空断熱ステンレスボトル」シリーズも別途示しており、容量は700ml、450ml、300mlの3サイズで展開する。このシリーズも約6時間を目安にした性能を掲げ、700mlは保冷約6℃以下・保温約74℃以上、450mlは保冷約7℃以下・保温約68℃以上、300mlは保冷約10℃以下・保温約60℃以上としている。スポーツボトルとデイリーユース向けを分けた商品展開を並行させ、利用場面に応じた選択肢を増やす構図となる。
背景と経緯として、コールマン事業部は1976年より国内でコールマン各種製品の企画・製造、輸入および国内販売を行ってきた。組織面では従業員数が371名(直雇用のみ、2025年12月31日現在)としており、ボトルを含む日用品寄りの領域でも新製品投入を継続している。今回の「真空断熱スポーツボトル」は、スポーツドリンク対応を明示しながら大容量帯で3モデルをそろえ、4月以降に段階的に市場へ供給する計画を掲げた。
外部環境に関する数値は、今回得られた資料の範囲では保冷ボトル市場やスポーツドリンク市場の統計が示されていない。一方で、同社が「真空断熱スポーツボトル」と「真空断熱ステンレスボトル」の両シリーズでセラミック塗膜加工を採用し、酸・アルカリ耐性とスポーツドリンク対応を訴求点に据えていることが確認できる。素材加工を共通要素として横展開しつつ、容量帯や利用場面の違いでシリーズを分ける設計となっている。
