Clarence Education Asia(CEA)グループは、体験型ホリデースクール新ブランド「Clarence Lab(クラレンス・ラボ)」を立ち上げた。体験型学習プログラムを始動する。初年度は8〜14歳を対象に、北海道と東京で2つのプログラムを実施する予定だ。学校外での学びの選択肢を広げ、休暇期間の教育プログラムの設計や運営に影響を与える可能性がある。
Clarence Labは、子ども向け「ホリデースクール」の新しいプラットフォームとし、学校の日常では触れにくい人類的なテーマや哲学的思考、芸術を通じた感情の交流、自然に触れる身体的体験、土地の持つ固有の魅力を融合したプログラムを創造していく方針を示している。北海道で3〜5日間のレジデンシャルキャンプ「Eco Lab」、東京で5日間の「Expression Lab」を開催する予定で、CEAグループが掲げる「Creating Life-Changing Schools and Places」のもと、学校の枠を超えた学びの場づくりの取り組みの一つと説明している。
8〜14歳向け2企画
初年度の取り組みは、8〜14歳を対象に夏季に2つのプログラムを実施する計画で、北海道の「Eco Lab」は3〜5日間、東京の「Expression Lab」は5日間とし、対照的な二つの舞台から「Relational(リレーショナル:関係性)」という哲学に基づく問いを軸に設計するとしている。
プログラムはすべて英語で実施する方針を示している。参加者は「ファウンディング・パイオニア(創設メンバー)」として若干名を募集し、参加者に【限定パイオニア・バッジ】を授与するとしている。舞台として、東京の都心と北海道の自然(約100ヘクタール)を挙げている。
学習設計の要素として、専用の「Clarence Labジャーナル」への記録と、毎日行う対話の場「サークル」を組み込むとしている。また、未知との「遭遇(Encounter)」を入り口に「オーナーシップ(Ownership)」へ導く考え方を示しているほか、「Place as Teacher(場所こそが教師)」として、北海道の農場や東京の街並み・美術館などを学びの資源として扱うとしている。
プログラム構成は、Eco Labが農業、馬術、地理、生態系を通じて自然との関係性を学ぶ内容、Expression Labがアートやクリティカルシンキングを通じて社会の中での自己表現を探究する内容としている。
背景には、CEAが学校法人Rugby School Japan(千葉県柏市)やPhoenix House International School(東京都千代田区)などの国際教育機関をプロデュースしてきた実績があり、そのノウハウをClarence Labに凝縮すると説明している。Clarence Labは、学校でも家庭でもない「第三の学びの場」を掲げ、学校の枠を超え、社会全体を学び場へと変えていく挑戦と位置づけている。
また、Clarence LabはCEAグループの教育資産と緊密に連携するとしており、Phoenix House International SchoolやRugby School Japanに加え、CEAグループが運営するHokkaido Home Farm(北海道安平町)を挙げている。Hokkaido Home Farmは約100ヘクタールのエデュケーションファームで、馬術センター機能に加え、持続可能な農業や森のリワイルディング、メイカーズラボ及び自然体験学習の拠点として活用しているとしている。
北海道・東京で英語運用
運用面では、初年度の対象年齢を8〜14歳に定め、Eco LabとExpression Labの2プログラムで実施する形をとる。期間はEco Labが3〜5日間、Expression Labが5日間とする。募集は若干名とされ、定員に達し次第、募集を締め切るとしている。
体制面では、Clarence LabがCEAグループの教育資産と緊密に連携する方針を示している。具体例としてPhoenix House International School、Rugby School Japan、Hokkaido Home Farmを挙げる。プログラムは英語で実施するとしている。
