シチズン時計株式会社(東京都西東京市)は、ウオッチブランド「wicca(ウィッカ)」から、ミュージカル『WICKED(ウィキッド)』に登場する“エルファバ”と“グリンダ”をモチーフにしたスペシャルモデルを2026年3月6日に発売する。2人の魔女の対照的な世界観をテーマに、劇中のアイテムや色彩を時計デザインに取り入れた限定の共同企画となる。
シチズン時計が展開する『wicca』は、若年層を主なターゲットとしたウオッチブランドで、今回のモデルはUniversal Studios Licensing LLCとの商品化契約に基づき企画・制作された。作中のキャラクターを象徴する色を文字板やクリスタルガラスに配し、それぞれの個性や印象を再現することを目的としている。
2種類のモデルで異なる世界観を表現
「エルファバ」は緑のグラデーション文字板に植物模様やフライング・モンキーをあしらい、森の情景を思わせるデザインとした。「グリンダ」は偏光カラーの白蝶貝文字板を採用し、装飾的なローマ数字やステッキを模したインデックスなどで華やかさを表現している。両モデルともケース径24.0mm、厚さ7.3mm、5気圧防水仕様の小ぶりな設計値で統一している。
それぞれキャラクターに合わせたディテールを施しており、前者は7時位置にグリーンのクリスタルガラス、後者は8時位置にパープルのクリスタルガラスを採用する構成だ。
環境対応技術を搭載した限定制作
両モデルには、シチズン独自の光発電技術「ソーラーテック」を搭載し、太陽光や室内光で駆動する。定期的な電池交換が不要であることから、「エコマーク商品」の認定も受ける。同社の他ブランドでも導入が進むこの技術は、環境保全を意識した製品展開の一環とされている。
シチズン時計は1918年創業の総合時計メーカーで、腕時計の部品から組み立てまでを自社一貫で行う体制を持ち、世界約140の国・地域で販売している。光発電技術などの環境負荷低減型製品の開発も進めており、将来的なサステナブル経営の柱に位置づける動きを見せている。
製造・販売はいずれもシチズン時計が担い、全体の制作権はユニバーサル・スタジオ・ライセンシングとの契約に基づく。