中国電力株式会社(広島県広島市)は、鳥取県米子市で開かれた「中国電力感謝祭 in よなご」で、株式会社meleap(東京都港区)が開発するARスポーツコンテンツ「HADOモンスターバトル」を導入した。親子連れなど多くの来場者が体験し、イベント全体の盛り上がりに寄与したとされる。運営は滞りなく行われ、当日は繰り返し体験する来場者も多かったという。
今回の導入は、ファミリー層向けに新たな体験型企画を加えたいとの考えから実施されたもので、中国電力が主催する地域交流型イベントの一環に位置づけられる。主催者は、幅広い年齢層が楽しめる内容を通じて、来場者との接点を強化する狙いを示していた。「HADO」の提供元であるmeleapは、AR(拡張現実)技術を活用したスポーツコンテンツを国内外で展開しており、その一つが今回導入された「HADOモンスターバトル」である。
中国電力が米子で体験型企画開催
「HADOモンスターバトル」は、参加者がセンサーとヘッドセットを装着し、仮想のモンスターを倒してスコアを競うAR型アクティビティ。3人までのチームで協力プレイが可能な設定となっている。meleapは同シリーズとして、対戦型の「HADO」やシューティング形式の「HADO SHOOT!」も展開しており、全国各地のイベントで導入実績を積み重ねている。
現地ではイベント開始直後から体験希望者の列が途切れず、複数回プレイする来場者も見られた。今回の取り組みを通じて、地域イベントがデジタル技術を用いた体験型企画を採用する動きが広がりつつあることがうかがえる。
地域イベントでの活用体制
meleapは、「HADOモンスターバトル」や「HADO SHOOT!」を出張イベント形式で提供しており、全国各地の長期・短期イベントの双方に対応できる体制を整えている。今回の米子での導入でも、この出張イベントサービスが用いられた。数量や期間についての限定は示されておらず、再販や追加実施の予定は明記されていない。
現場での運営や機材提供はmeleapが担当し、主催の中国電力がイベント会場の運用を担う形をとった。当日の実施は単発的な出張導入であり、meleap側では、同様の形式を用いたイベント支援を複数地域で展開している。過去には兵庫県や山口県などでも導入事例がある。
今後の展開について具体的な計画は示されていないが、中国電力は今回の実績を踏まえ、類似の家族向けイベントでの採用を検討する意向を述べている。