株式会社マッシュスタイルラボ(東京都千代田区)が展開するレディースブランド「CELFORD(セルフォード)」は3月12日より、スポーツ・ライフスタイルのグローバルブランド“NEW ERA®(ニューエラ)”との第二弾となるコラボレーションアイテムを全国店舗で発売する。3月5日12:00には、オフィシャルオンラインサイトとECデパートメントストア「USAGI ONLINE(ウサギオンライン)」で先行発売する。販売接点をオンラインと店舗に分け、購入手段の選択肢を広げる動きとなる。
今回の取り組みは、昨年展開した「NEW ERA®|CELFORD」のキャップを今年も用意する形で、3色展開で投入する。後ろ姿をビッグリボンが彩るデザインとし、「エレガント派でもかぶりやすい」としている。コラボレーションの相手となるNEW ERA®は米国で1920年に設立されたスポーツ・ライフスタイルブランドで、帽子を中心にファッション領域との協業事例を積み上げてきたとされる。
CELFORDは17店舗展開
販売は、3月5日12:00のオンライン先行と、3月12日の全国発売の2段階で進める。CELFORDは百貨店、ファッションビルを中心に17店舗を展開している(2月12日時点)。先行発売はCELFORDのオフィシャルオンラインサイトと「USAGI ONLINE」で実施し、全国発売はCELFORD全国店舗で取り扱う形をとる。再販予定や数量の扱いについては明示されていない。
外部統計では、2025年のアパレル市場全体規模は7兆2,000億円、うちレディースアパレルは4兆1,000億円とされ、EC比率は32%(前年差+4pt)とされる。小物領域でも、2025年のヘッドウェア市場規模は1,200億円(前年比5%増)とされ、女性向けキャップの構成比は25%というデータがある。オンラインと店舗で発売タイミングを分ける設計は、EC比率が上がる市場環境の下で、購入導線を複線化する施策として読み取れる。
取り組みの経緯では、CELFORDは2018年春にデビューし、百貨店・ファッションビルを中心に出店を重ねてきた。今回の第二弾は、昨年展開した「NEW ERA®|CELFORD」のキャップを今年も用意する形とされ、過去に同様の取り組みがあったことを示している。加えて、同ブランドでは2025年秋冬コレクションでリボンモチーフのアイテムを複数投入したとされ、モチーフの継続的な採用が確認できる。
背景には、女性向け小物やコラボレーション商品の動きが続く市場環境がある。消費者トレンド調査では、2025年に20〜30代女性の「小物でスタイルチェンジ」志向が68%、「スポーツ×エレガント融合」への支持が52%とされる。ヘッドウェア分野でも、レディースアパレル企業によるスポーツブランドとの協業事例が複数報じられ、EC先行や複数色展開を伴う展開がみられるという。
先行はオンライン2経路
供給や提供形態は、オンライン先行(3月5日)と全国発売(3月12日)に分けた段取りをとる。先行の購入経路は、CELFORDのオフィシャルオンラインサイトと「USAGI ONLINE」の2経路で、全国発売はCELFORD全国店舗での取り扱いとなる。
法人側の取引管理や受発注実務では、先行と店舗取り扱いで在庫配分や納品計画が分かれる設計となるため、取り扱い範囲と供給条件の提示有無が論点になり得る。今回の動きは、CELFORDがNEW ERA®とのコラボレーション第二弾をオンライン先行と全国店舗展開の2段階で投入する取り組みとなる。
