株式会社カサレアル(東京都港区)は、提供するプログラミング技術研修で、KotlinによるAndroidアプリ開発とPythonによるWebサービス開発を学ぶ3コースを大幅に改定し、2026年3月より順次提供開始する。開発現場で宣言的UIや非同期処理の高度化、保守性の高いアーキテクチャ設計がスタンダードとなっていることを踏まえ、カリキュラムを全面的に刷新した。これにより、受講者が現場での開発手法に沿った学習機会を得やすくなる可能性がある。
改定の柱は、KotlinによるAndroidアプリ開発でXMLベースから「Jetpack Compose」による宣言的UIへの移行が進む点や、PythonによるWebサービス開発でデータ型を意識した実装やORMによるデータベース操作が求められる点を、カリキュラム全編で採用することにある。対象は「【AIアシスト対応】KotlinによるAndroidアプリ開発入門 -Jetpack Compose-」「【AIアシスト対応】KotlinによるAndroidアプリ開発応用 -ViewModel、Flow、RetrofitとCoroutines、Hilt-」「Python + Web」である。改定は、技術トレンドの変遷に合わせた研修内容の更新という施策の一つとされる。
3コースを3月順次開始
提供開始は2026年3月から順次とする。開催会場はオンライン開催、またはカサレアル品川トレーニングセンターを挙げた。改定対象はKotlinによるAndroidアプリ開発の入門・応用の2コースと、PythonによるWebサービス開発の1コースの計3コースとなる。
Kotlinの入門コースは「Jetpack Compose」と「Material Design 3」を全面的に採用し、BMI計算アプリを題材に、Android Studioの準備からNavigation Composeによる画面遷移、SQLiteによるデータ永続化までを扱うという。Pythonの「Python + Web」は、Pythonの基本文法からFlaskを用いたWeb API構築までを範囲に含め、RESTful APIの原則に基づくデータ送受信の実装、Flask-SQLAlchemyによるORMを用いたデータベース操作、Pydanticを使ったバリデーションの実装を盛り込むとしている。
入門・応用を連続設計
「【AIアシスト対応】KotlinによるAndroidアプリ開発応用」は、入門から連続して受講することで同じ題材で応用的なハンズオンを体験できる構成を示した。内容には、FlowやRetrofit、Coroutinesを用いた非同期通信、Repositoryパターンによるデータの隠蔽、Hilt(DI)によるボイラープレートの排除などを含めるという。Kotlinの入門コースでは、ロジックとUIを分離する「Container/Presentationalパターン」を学ぶとしている。
改定の狙いとしてカサレアルは、受講者が「現場ですぐに通用する実践スキル」を習得できるようにする点を掲げた。モバイルアプリ開発では宣言的UIベースの開発や非同期処理の高度化が進み、Webサービス開発では保守性の高いアーキテクチャ設計がスタンダードになっているという認識を示し、カリキュラム刷新につなげたとしている。
