株式会社ブロッコリー(東京都練馬区)は、Nintendo Switch用ソフト「UN:LOGICAL(アンロジカル)」の追加コンテンツ(DLC)「After Episode Collection Vol.1」を2026年3月26日(木)に無料配信する。ゲーム本編の所有者がダウンロードして利用できる形で、エンディング後を描く追加エピソードを投入し、プレー体験の拡充を図る。
追加DLCは「UN:LOGICAL」本編に組み合わせて遊ぶ配信型コンテンツで、各キャラクターのエンディング後の物語を収録し、『朝のひと時』をテーマに据える。キャラクター視点で進む5本の物語をフルボイスで提供する。開発はTIS Creation、販売はブロッコリーが担い、licobits-gameブランドのタイトルとして展開してきた。
5本フルボイスのエンディング後エピソード
追加コンテンツ「After Episode Collection Vol.1」は、エンディング後のエピソード群をまとめた構成となる。フルボイスで5本の物語を用意し、なかでも「雅火」はEND No.12『幸せのかたち』後のエピソードとして位置づける。
ブロッコリーは3月19日に「After Episode Collection Vol.1」の配信を公式発表しており、発表から配信日までの期間を区切って情報発信と提供準備を進める。DLCはゲーム本編の内容に追加要素を重ねる形式で、物語の補完や追加シナリオの収録を単体ダウンロードで提供する手法となる。Switch向けソフトでも、本編保有者向けに追加エピソードを配信する事例が増えており、流通面ではNintendo eShop経由で本編の所有確認後に取得する方式が一般的だ。
家庭用ゲーム機市場では、Nintendo Switchのグローバル累計販売台数が1億3千万台超とされるなか、国内の家庭用ゲーム市場規模は2025年に約1.8兆円に達したとされる。ダウンロードコンテンツ(DLC)の売り上げ比率が20%超との統計もあり、追加シナリオ型の配信は、ゲームの収益構造やユーザー接点を拡張する手段として重要性を増している。
ブロッコリーはゲーム・キャラクター商品事業を主軸とし、「UN:LOGICAL」では公式Xアカウント(@unlogical_jp)を中心に情報発信を続けてきた。「Vol.1」と銘打ったDLC提供により、今後もエンディング後の物語をテーマや状況ごとに束ねて展開する余地を残した格好だ。作品世界の時間軸を「朝のひと時」に限定した追加エピソードを本編の流れに接続することで、既存ユーザーの継続的なプレーを促す狙いもにじむ。
本編保有者向けの無料配信
追加コンテンツはゲーム本編の所有を取得条件とする。Nintendo eShopから本編保有者がダウンロードして楽しめる運用とし、入手から利用までをオンラインで完結させる設計とした。
エンディング後の物語に焦点を当てた5本のフルボイスエピソードを用意し、うち「雅火」編はEND No.12『幸せのかたち』後の物語とひも付ける。エンディング番号と連動させた構成にすることで、プレーヤーは自身の到達ルートに沿って物語の続きにアクセスしやすくなる。
アドベンチャーやビジュアルノベル系のSwitch向けタイトルでは、本編クリア後の追加エピソードをDLCとして提供する手法が広がっている。発売後も新規エピソードを段階的に投入し、キャラクターの関係性や日常描写を補完することで、タイトル運営の長期化とファン層の定着につなげる動きが目立つ。今回の無料追加DLCも、こうした市場動向を踏まえたコンテンツ拡張策の一環となる。
