株式会社ブリヂストン(東京都中央区)は、幕張メッセで開催される「TOKYO AUTO SALON 2026」に出展する。展示ブースでは、2月発売予定の新商品「POTENZA RE-71RZ」を中心に、同ブランドの歴代モデルや関連車両を公開する。社内外エンジニアやプロドライバーによるカンファレンスも行い、開発の背景を紹介する予定だ。
今回の出展は、「10年後、20年後にも『走るわくわく』を提供し続ける」というコンセプトの下で実施される。同社はモータースポーツ活動で培った技術を活用し、スポーツタイヤブランド「POTENZA」の新商品群を披露する。新製品は公道とサーキットの両方で性能を追求したシリーズで、プロドライバー佐々木雅弘氏と立川祐路氏が実車評価に携わった。自動車関連イベントにおける同社の主要展示企画の一つとなる。
新商品61サイズを発表
「POTENZA RE-71RZ」は61サイズで展開され、同時発売の「POTENZA Adrenalin RE005」は40サイズとなる。前者はリアルスポーツタイヤの71系統の最新モデルであり、サーキット走行におけるラップタイムを従来品比1.2%短縮したとされる。後者は低燃費性能と走行安定性を両立させ、幅広い車種向けに開発された。
「RE-71RZ」は新コンパウンドや最適化されたパタンを採用し、ドライ・ウェット両路面での性能向上を図ったとされる。「Adrenalin RE005」はパルスグルーブ形状などの排水設計を特徴とする。いずれもブリヂストン独自のシミュレーション技術「ULTIMAT EYE」を用いて開発された。
展示体制と協力車両
展示会では、ポルシェ959やランボルギーニ・レヴエルト、日産GT-R R35などの車両に「POTENZA」シリーズを装着して展示する。SUPER GT 300クラスで2025年シリーズチャンピオンを獲得したメルセデスAMG GT3や、筑波サーキットでテストを行ったトヨタGR86など、レース参戦車両も並ぶ。特設ステージではチーム監督や開発ドライバーを迎えたトークショーが予定されている。
これらの展示やイベントは、同ブランドが培ってきたモータースポーツ技術と実績を一般来場者に伝える構成となる。また、来場者がランボルギーニ車両に乗って記念撮影できる体験型企画も実施する形をとっている。
ブリヂストンは企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げる「Emotion 心動かすモビリティ体験を支えること」に沿って事業を展開している。今回の出展もその一環であり、モータースポーツ分野で培った技術を通じた共創を示す構えだ。