bior organics(ビオールオーガニクス、東京都中央区)は、合成色素・カルミン・タルク・防腐剤を使わないクリーンビューティー仕様のマグネット式カスタムパレット「フラワーミネラル メイクパレット」を26日から発売する。天然由来100%のカラーパウダーを組み合わせる形式で、全12カセット・22色を展開する。
「お花とミネラルだけで色づける」技術を進化させたカラーパウダーを採用し、合成色素やカルミンを排し、花・野菜・ミネラル由来の天然色素で発色させる点を特徴とする。最大8色をセットできる構造とし、アイシャドウ、チーク、ハイライト、アイブロウまでマルチに使える設計とした。マグネット式で中身を入れ替えられる仕様とし、必要な色のみを補充できるようにして資源の無駄を抑える。スキンケアを主力としてきた同社が、クリーンビューティーの発想をメイクアップ領域へ広げる取り組みとなる。
12カセット22色、マルチユース設計
展開は2色セットのデュアルタイプと単色タイプで構成し、アイシャドウ/アイカラー、アイブロウ&シャドウ、ハイライト、チークの区分で色をそろえる。組み合わせ次第で最大8色を1つのケースに収められる。発売にあわせ、13色展開のクッションポーチをノベルティとして用意する。
処方面ではカルミンフリー、防腐剤フリー、合成香料フリー、紫外線吸収剤フリー、タルクフリーとし、ヴィーガン処方とする。敏感肌パッチテストを実施しているが、すべての人に刺激が起こらないことを保証するものではない。カセットは箱ではなくZIPケース入りとし、マグネット式ケースにセットした後もZIPケースを小物やサプリメントの収納などに再利用できる形とした。
取り扱いは段階的に広げる。直営では伊勢丹新宿店B2「ビューティーアポセカリー」、渋谷スクランブルスクエア6階「+Q(プラスク)」で扱う。加えて、コスメキッチン全店、Biople全店、ベルサンパティック京都高島屋店、ベルナチュレール玉川高島屋店、ベルナチュレール大宮高島屋店で販売し、5月以降はロフト主要店舗へ順次展開する。パレットはマグネット式で、カセットを単体で持ち運ぶことも可能とした。
bior organicsは「機能性オーガニック」を掲げ、全スキンケア製品でエコサートコスモスのオーガニック認証を取得している。メイクアップでは、既にリップセラムで「お花とミネラルで色づける」技術を導入しており、今回のパレットはフラワーミネラルシリーズの拡充に当たる。ブランドアンバサダーにはTravis Japanを起用し、プロモーションを強化する。
市場では、合成色素やカルミンを使わない天然由来メイク製品を求めるクリーンビューティー需要が高まっている。アイテムを用途ごとに買い足すのではなく、必要な色だけを組み替えられるカスタムパレット形式も、消費者の選好として広がりつつある。天然色素のみでの発色技術が向上し、花や野菜、ミネラルといった素材でも従来は合成色素に頼りがちだった色調の再現が可能になりつつある。
マルチユース設計や詰め替え・再利用可能な容器で資源使用を抑える発想は、欧米を中心に化粧品各社が取り組みを進めるテーマで、日本市場でもマグネット式ケースやリフィル構造を採用する事例が増えている。bior organicsは、処方面のクリーンビューティー要件と、マグネット式カセットを組み合わせたパレット運用を前面に出し、取り扱い店舗を段階的に増やしながらブランドの浸透を図る。
