株式会社ベルテクス・パートナーズ(東京都中央区、代表取締役:山口正智)は、2026年2月18日と19日に東京ビッグサイトで開かれる展示会「AI-PAX 2026」に出展する。研究開発や事業企画など多領域の意思決定を高度化する3種類のAIサービスを紹介し、来場者が体験できるデモンストレーションを実施する。
展示では、研究開発を支援する「R&D特化AI」、プロジェクト推進を支援する「コンサルAI」、およびデータ活用を自動化する「Insight Agent(インサイトエージェント)」の3サービスを披露する。いずれも企業の意思決定プロセス高度化を目的としており、従来は人の経験に依存していた工程を再現性ある形に変える設計となっている。ベルテクス・パートナーズは今回の出展を通じ、業務設計や検討業務の定型化に焦点を当てているという。
東京ビッグサイトで2日間開催
展示は「Eight EXPO 2026」内で行われ、会場は東京ビッグサイト南3・4ホール(小間番号:AI-PAX290)。来場対象はDX推進や事業企画、人事、経営企画部門の担当者など幅広く設定されている。事前登録制の参加無料イベントとして実施される。
ベルテクス・パートナーズは2015年創業のコンサルティングファームで、戦略策定から実行支援、新規事業創出やデジタル活用支援に注力している。2025年7月に創業10周年を迎え、これまで企業のDX推進支援や経営改革に取り組んできたとする。
展示はデモンストレーション形式で実施
出展では、研究テーマ設計やプロジェクト推進、データ活用の現場を想定したケースを基に、AIによる再現プロセスのデモンストレーションが行われる予定だ。各サービスは単体での紹介にとどまらず、意思決定支援の流れ全体を見せる構成をとっている。数量限定や販売企画ではなく、来場者が操作を通してAIの判断手順を直接確認する体験形式となる。
展示される「R&D特化AI」は発明的問題解決手法「TRIZ」を基盤に研究テーマ設計を支援する。「コンサルAI」は同社のコンサルティング経験をもとに資料作成や仮説設計を自動化する仕組みであり、「Insight Agent」はデータの変化を検知して要因と示唆をまとめる常時監視型プラットフォームだ。
技術進展と運用上の課題
近年、AI技術の進展で、文章作成や分析設計などの自動化が広がっている。一方で企業は、AIの導入に際し、機密情報や判断根拠の透明性を確保する必要が指摘されている。経済産業省と総務省が2025年3月に改訂した「AI事業者ガイドライン」でも、事業者がAIのライフサイクル全体で安全性と説明責任を確保することが求められており、企業はこれに対応した運用体制を整える動きが進む。
こうした中で、ベルテクス・パートナーズが展示する意思決定高度化AIは、企画・開発・運用の全段階を支援する仕組みを備え、クライアント企業が自社環境下でAIを検証できる構成をとる。展示では社内利用の疑似環境を設定し、来場者がAIの提案過程を確認できるようにしている。