ベネッセコーポレーションは、新ブランド「&しまじろう」の誕生を記念したコラボレーションカフェ「Cafe & Shimajiro」を、3月19日から4月5日まで期間限定で開く。会場は東京都渋谷区神宮前の「cafe STUDIO」。新ブランドの世界観をリアルに体験できる場を設け、来店体験を通じた顧客との接点づくりにつなげる。
今回の取り組みは、「&しまじろう」の世界観を体験できる国内初の拠点を、会期を区切って用意する点が特徴だ。「&しまじろう」は、2028年に誕生40周年を迎えるキャラクター「しまじろう」を、子どもの成長に寄り添う存在から、大人の日常にも寄り添う存在へと広げる狙いで立ち上げたブランドと位置づけられている。ベネッセは、カフェ空間での体験と来店導線を組み合わせ、オフラインでのブランド接点を拡充する方針だ。
3/19-4/5の18日間
「Cafe & Shimajiro」は18日間の期間限定で運営する。店内では新ブランドと連動したメニューをそろえ、「チーズメルトバーガー & Shimajiro」「キッズプレート & Shimajiro」「パンケーキ & Shimajiro」「オレンジジュース & Shimajiro」「カフェラテ & Shimajiro」「ケーキパフェ & Shimajiro」などを提供する。
グッズはマグカップやクリアファイル、キャンバスなど全5種類の限定品を用意する。飲食と物販を組み合わせ、ブランドの世界観に触れる多面的な体験機会とする。
集客面では、オープン前にSNS経由で約600組・2000人以上の予約を獲得し、完売日が複数出たという。原宿周辺ではキャラクターIP(知的財産)を活用した期間限定カフェが多く、会期前から予約が集中する事例が積み重なっている。高い集客力を背景に、ブランド訴求の場としての有効性が意識されている格好だ。
ベネッセは2026年2月24日に新ブランド「&しまじろう」の誕生を発表し、3月1日に「Cafe & Shimajiro」の概要を公表した。教育領域で展開してきた「しまじろう」を軸に、リアルな体験拠点を整備し、大人層も含めたファン基盤を広げる動きとなる。
国内のコラボカフェは2025年時点で年間数百件規模とされ、原宿・渋谷エリアに案件が集中してきた。キャラクターライセンス市場全体は2023年に約2000億円規模とみられ、長寿IPの節目に合わせた企画が増えている。「しまじろう」は1988年に誕生し、40周年を控えるタイミングにあたる。駅近立地の集客力とSNSでの拡散力が高い領域であり、今回の会場選定にもそうした市場特性が反映された形だ。
cafe STUDIOで限定運営
運営は「cafe STUDIO」を会場とする期間限定のカフェ営業とし、初日は14:00オープン、以降は11:30〜21:00(ラストオーダー20:00)で会期中無休とする。提供形態はイートイン限定で、テイクアウトは扱わない。店内での撮影は可能とし、SNS発信を通じた二次的な拡散も期待する。
会場運営では、ベネッセが新ブランド「&しまじろう」の誕生記念企画として世界観体験の場を構成し、「cafe STUDIO」が飲食提供を担う。飲食メニューと限定グッズを組み合わせる設計とし、カフェ空間そのものをブランド体験の導線として機能させる構図だ。
会期が限定され、グッズも限定品として扱うことから、調達量や追加供給の有無などは短期集中の前提で管理される。ベネッセは「&しまじろう」を大人の日常にも寄り添うブランドとして育成する方針で、今回のカフェを通じて、従来の子育て世代に加え、キャラクターに親しみを持つ若年層・大人層との直接的な接点を広げる狙いがある。
