ストリートブランド「XLARGE」や「X-girl」などを展開する株式会社ビーズインターナショナル(東京都目黒区)は、同社がエージェントを務めるアーティストのERIC HAZE(エリック・ヘイズ)が、株式会社松葉屋が運営する「TRADMAN’S BONSAI(トラッドマンズボンサイ)」と共同で展覧会を開くと発表した。会期は2026年2月21日から24日までで、会場は東京都千代田区丸の内にある「TRADMAN’S TOKYO」となる。
ニューヨークのグラフィティカルチャーを牽引してきたエリック・ヘイズと、日本の伝統文化である盆栽を現代的に再構築するTRADMAN’S BONSAIが初めて連携する。双方のカルチャーが持つ象徴や思想に焦点を当て、プロダクトと作品を共同で制作する形だ。ストリートカルチャーと伝統工芸の接点を探る試みで、ビーズインターナショナルが手がけるアート連携の一環とされる。
丸の内で4日間の特別展示
展覧会名は「ERIC HAZE×TRADMAN’S BONSAI EXHIBITION」で、TRADMAN’S TOKYOにて開催される。期間は2月21日から24日までの4日間で、会場は新東京ビル1階に位置する。一般来場者は無料で観覧できる形式をとり、前日の20日には報道関係者や関係者向けに内覧会を設ける構成だ。
盆栽を主役に据えた展示構成で、エリック・ヘイズは自身初となる盆栽用の器作品を発表する。松葉屋のTRADMAN’S BONSAIは、ヘイズとの共通する世界観を題材に新作を制作して披露する予定だ。会期中はアートと盆栽の融合をテーマに、双方の作品を併せて展示する。
今回の展覧会では、エリック・ヘイズが器の制作を行い、松葉屋が運営するTRADMAN’S BONSAIが盆栽作品を手掛ける形をとっている。両者は、世代や国境を越えて受け継がれる文化を共有しながら各自の専門領域で制作を進める役割分担を示している。
協働の形としては、ビーズインターナショナルがエージェントの立場で企画支援を行い、アートとファッションの橋渡し役を担う。
伝統とストリートが交わる拠点構築
TRADMAN’S BONSAIを展開する松葉屋の代表取締役社長・小島鉄平は、アパレル業界出身で、盆栽の精神性を現代文化と融合させて発信してきた経歴を持つ。2015年にブランドを立ち上げ、2016年に松葉屋を設立している。shu uemuraやNIKE、Diorなど国内外のブランドとの協働も多数手掛けてきた。
ビーズインターナショナルは1990年設立のアパレル企業で、ストリートカルチャーを中心に衣料品や雑貨の企画・販売を行う。「XLARGE」や「X-girl」、「MILKFED.」「SILAS」といったブランドを国内展開しており、文化要素を交えた事業展開を進めてきた。
展覧会では入場料を設けず、誰でも鑑賞できる形式を採用している。展示運営はTRADMAN’S TOKYOが担い、会期中を通じて営業時間が決められている。最終日には閉場時間を短縮し、限られた枠での公開を行う構成を示している。
また、開催前日には報道関係者向けの内覧会を別途実施する予定が明記されている。これを受け、関係者向けプレビューをもって一般公開へ移行する形式がとられる。