アスクル株式会社(東京都江東区)は13日、事業所向け通販サービス「ASKUL」「ソロエルアリーナ」と一般消費者向け通販サービス「LOHACO」で、無糖・無果汁タイプの「フレーバーウォーター おもてなしの香る水」(6種)を発売する。フルーツとボタニカルの香りを生かした商品設計とし、宿泊施設や理美容サロン、銭湯・温浴施設などの接客時に提供できる形を打ち出す。来客対応の準備負荷を下げる狙いがある。
「フレーバーウォーター おもてなしの香る水」は、接客提供を想定した飲み切りサイズの無糖RTD(すぐに飲める)小容量商品として開発した。容量は350mlで、無糖・無果汁仕様とし、宿泊施設や理美容サロン、銭湯・温浴施設などの対人サービス業での利用を主なターゲットとする。アスクルの通販サービス群で取り扱い、事業所向けと一般消費者向けの両方で提供する。容器には角型ボトルを採用し、縦・横どちらの向きでも保管できる形をとる。
6種フレーバーと環境対応ボトル
商品は6種のオリジナルフレーバーをそろえ、接客用途に適した香りのバリエーションを用意した。飲み切りやすい350mlとすることで、来客ごとに提供しやすい仕様とした。角型ボトルを採用することで、限られたバックヤードや小型冷蔵庫でも効率的に収納できるようにし、保管オペレーションの効率化を図る。ボトルには100%リサイクルペットボトルを用い、環境負荷の低減にも配慮した。
アスクルは、あらゆる仕事場の必需品需要に対応する取り扱い拡充の一環として、オリジナル商品を含めた飲料ラインアップを広げている。今回の投入は、対人サービス業の接客シーンで使う無糖RTD小容量という用途を明確にし、来客対応業務の負担軽減につなげる動きとなる。
外部環境では、飲料分野で健康志向の高まりを背景に、甘さ控えめの無糖タイプを選好する動きが続いている。日常の水分補給に加え、来客時の提供飲料でも無糖を選ぶ傾向が強まり、サービス提供シーンを意識した商品投入が増えている。菓子分野でも糖質を抑えた設計や個包装で日常利用を想定した新商品が相次ぎ、甘さを抑えつつ利用シーンを広げる商品開発が広範にみられる。
対人サービス業では、宿泊施設や理美容サロン、銭湯・温浴施設などで、フルーツやハーブを使った手作りのフレーバーウォーターを「おもてなし」として提供する事例が多い一方、市場に流通する既製品は有糖タイプが主流で、無糖・無果汁の商品は選択肢が限られているとの指摘がある。時短・簡便化の需要と、接客時に一定の特別感を出したいニーズの双方に応えるため、無糖RTDの小容量という設計が、提供現場での作業負荷や在庫の持ち方に影響を与える要素になっている。
保管面では角型ボトルを採用し、縦・横の両方向で保管できる仕様としたことで、小型冷蔵庫や限られたバックヤードでも取り扱いやすくした。事業所向けと一般消費者向けの両系統で同一商品を扱うことで、接客用需要と家庭内需要の両面を取り込みつつ、需要動向を見極めながら発注・補給の運用設計を詰めていく構えだ。
