株式会社Anfini(東京都港区)は3月13日、本社を置く麻布台ヒルズ ガーデンプラザ内でオフィススペースを拡張し、同施設内に「Anfini Incubation Studio」を開設すると発表した。新拠点は同施設内の新たな空間に設け、経営戦略や企業文化、ブランド創出に関わる機能を集約する。機能集約を通じた意思決定と事業推進の一体化が、同社の提供体制や新規事業の動きに影響を与える可能性がある。
今回の本社オフィス拡張(麻布台ヒルズ)は、Anfiniが新拠点に2フロアを活用して「経営参謀室」「カルチャー&コミュニケーションデザイン室」「ブランドユニット」のスペースを設け、運用する取り組みだ。経営参謀室は中長期戦略の立案と重要プロジェクト推進を担い、カルチャー&コミュニケーションデザイン室は組織文化設計と社内外コミュニケーション戦略を担う。ブランドユニットは市場分析から商品企画、マーケティング、販売までを一貫して行うDtoCモデルのブランドづくりを推進し、Incubation事業を加速する狙いがある。Anfiniにとっては、事業領域拡大に伴い戦略・文化・ブランドの統合機能を整えるための体制整備の位置づけとなる。
Anfiniが新拠点開設
新拠点「Anfini Incubation Studio」は、麻布台ヒルズ ガーデンプラザ内の本社オフィスに加え、同施設内で新たにオフィススペースを拡張して開設する。
開始日は2026年3月13日で、新たに2フロアを活用する運用計画を示した。
新拠点で運用するスペースは、経営参謀室、カルチャー&コミュニケーションデザイン室、ブランドユニットの3機能に割り当てる。
経営戦略・企業文化・ブランド創出に関わる機能を同一拠点に集約し、Incubation事業の推進速度を高める体制を整える。
2フロアで3機能集約
経営参謀室は、Anfiniの中長期戦略の立案と重要プロジェクトの推進を担う経営直下の組織と位置づける。事業戦略の策定や新規事業の構想、組織改革などを通じ、企業成長を支える中枢機能を担うとしている。
カルチャー&コミュニケーションデザイン室は、組織文化の設計と社内外のコミュニケーション戦略を担当する。採用、広報、イベント、コンテンツなどを横断的に設計し、組織文化の発信を担う。
ブランドユニットは市場分析、ブランドコンセプト設計、商品企画、マーケティング、販売までを一貫して行い、DtoC(Direct to Consumer)モデルのブランドづくりを進める。
AI統合型経営を軸に再設計
AnfiniはAI統合型経営を軸に、ビジネスモデル、組織、IT、業務を横断して企業の経営そのものを再設計するコンサルティングを手がける。併せて、コンサルタントとして培った知見を生かし、自社ブランドを企画・展開するIncubation事業にも取り組み、実践的なビジネスノウハウの蓄積を進めてきた。
今回の拡張は、事業領域の拡大に伴い、組織文化の設計、ブランド戦略の統合、経営戦略の高度化といった機能を整える目的で実施する。拠点の物理的な拡張を通じて、戦略・文化・事業の各機能を近接させ、社内の推進力を高める狙いを示した。
麻布台ヒルズで機能強化
麻布台ヒルズは、街全体をワークプレイスとして捉え、街と企業が連携した新しい働き方の創出や、人々のウェルネスの向上を目指して開発された都市だという。
Anfiniは、社員一人ひとりにとって会社が「最高の居場所」となる組織づくりを掲げる点で親和性が高いとし、同地で拠点を拡大していくことを決めた。
今回新たに拠点を設ける施設は、2026年に開業した新しい空間だとしている。
新拠点に経営参謀室、カルチャー&コミュニケーションデザイン室、新規事業の機能を集約し、戦略・組織文化・事業の連動を強める方針で、麻布台ヒルズ内での運用の広がりが注目点となる。
