アルティウスリンク株式会社(東京都渋谷区)は4月22日、オンラインセミナー「経理のためのBPO活用セミナー~成功事例から学ぶ委託範囲・ベンダー選定・コスト設計まで徹底解説~」を開く。経理部門における外部委託の考え方やベンダー選定、コスト設計を取り上げ、繁忙期の負荷軽減やコア業務に充てる時間の確保につなげる視点を提示する。
セミナーでは、アルティウスリンクが支援した企業の事例を交え、外部委託すべき業務範囲の考え方を解説する。あわせて、適切なベンダー選定のポイントや、導入後の運用効率と費用対効果を踏まえたコスト設計も扱う。経理業務の外部委託を検討する企業に向け、委託範囲の切り分けと導入後の運用設計を、実務の観点から体系的に整理する内容となる。
オンラインで4月22日実施
開催形式はオンラインとし、講演者や講演テーマ、講演時間は変更となる可能性がある。同業の企業などについては参加を断る場合があり、応募が定員を上回った場合は抽選とする。参加対象の取り扱いと定員管理を含め、運営条件をあらかじめ示した。
セミナーで想定する課題として、月末月初の残業、慢性的な人手不足、業務の属人化、繁忙期の業務停滞などを挙げる。日々の業務に追われ、企業経営に直結するコア業務に十分な時間を割けない企業も多く、アルティウスリンクは外部委託を検討する際に「どこまでを委託するか」を定める考え方と、導入後の運用を見据えた設計を主要な論点として提示する。
題材は、アルティウスリンクが支援した企業の事例を用いる。解説テーマは、外部委託の業務範囲、ベンダー選定のポイント、導入後の運用効率や費用対効果を踏まえたコスト設計で、いずれも実務視点で掘り下げる。経理領域の外部委託を進める際に、委託範囲の設計と委託先の選定、さらに導入後の運用と費用の組み立てを一体で検討する構成とする。
アルティウスリンクは、カスタマーサクセスサービス、コンタクトセンターサービス、ビジネスアウトソーシングサービス、コーポレートアウトソーシングサービス、ITアウトソーシングサービス、グローバルサービスなどを提供し、フロントオフィスからバックオフィス、IT領域までを対象にワンストップBPOサービスを国内外で展開している。アジアおよび北米を中心に7か国で事業を展開し、経理を含むコーポレート領域のアウトソーシングもサービス群の一角を占める。
外部環境では、BPOや業務運営の領域で生成AIを含むデジタル活用を前提にした設計が広がりつつある。コールセンター業界では生成AI活用の事例が増加し、電話対応の自動化や運用コストの見直しに関する取り組みが進んでいる。アルティウスリンクも、人とデジタルの融合による価値創造を掲げ、BPOサービスをフロントからバック、ITまで横断して提供する構えを示しており、業務設計と運用の組み立てを総合的に捉える流れが強まっている。
委託範囲や運用設計
セミナーは、アルティウスリンクが支援した企業の事例を軸に進める。外部委託すべき業務範囲の考え方、適切なベンダー選定のポイント、導入後の運用効率と費用対効果を踏まえたコスト設計を論点とし、経理部門の繁忙期負荷や属人化、人手不足といった課題認識を踏まえながら、委託の切り分けと運用面の設計をどの順序で整理するかを示す。
アルティウスリンクのBPO事例では、2026年3月11日にシン・エナジーのカスタマーサポートに関する事例を公開した。運営体制統合後に本社へのエスカレーションゼロ、一次解決率約70%向上を実現したとし、判断基準の明確化やマニュアル整備、フォロー体制構築などにより、業務運営における設計・手順・フォローを組み合わせた成果と説明している。今回の経理領域のセミナーでも、導入後の運用効率を論点に含めており、委託範囲の設計と運用の組み立てを同一の枠組みで考える姿勢がうかがえる。
また、アルティウスリンクはデジタル行政BPOサービスの第一弾として、自治体向け「来庁者リモートサポート」を開設し、遠隔オペレーターとAI活用を組み合わせた来庁者支援を進めている。次年度には生成AI活用のナレッジを蓄積し、「書かない窓口」などのDXサービスをBpaaS型に統合する予定も示している。BPOにデジタル要素を組み合わせ、運用に落とし込む設計を打ち出してきた経緯があり、経理部門向けの外部委託の論点整理とも接点を持つ。
今回のセミナーは、外部委託の検討局面で議論が分かれやすい委託範囲、ベンダー選定、コスト設計を一連の流れとして扱う点に特徴がある。参加対象の取り扱いや定員超過時の抽選、内容変更の可能性といった運営条件もあらかじめ示されており、参加手続きや社内調整を進めやすくする狙いもあるとみられる。
