株式会社Aizawa Corporation(群馬県伊勢崎市)は、伊勢崎市華蔵寺公園遊園地のネーミングライツ契約を更新した。愛称「Auto Mirai 華蔵寺遊園地」の使用期間は2026年1月1日から2028年12月31日までの3年間となる。公共施設の愛称運用を継続し、来園者への案内や発信の枠組みが固定される点が、利用者側の接点に影響しうる。
愛称は「Auto Mirai 華蔵寺遊園地」を用いる。園内では多言語による「ようこそ」や「ありがとう」といったサインを掲示している。株式会社Aizawa Corporationは命名権者として愛称の運用を担い、遊園地という来訪者が集う場を通じて多文化共生をより身近に感じてもらう取り組みを進める目的を示している。
愛称は3年間継続
愛称「Auto Mirai 華蔵寺遊園地」の使用期間は、2026年1月1日から2028年12月31日までの3年間となる。対象施設は伊勢崎市華蔵寺公園遊園地で、所在地は群馬県伊勢崎市華蔵寺町1番地と記載されている。
施設は入園無料で、水上ジェットコースターやメリーゴーランド、高さ65メートルの大観覧車「ひまわり」などのアトラクションを備えるとしている。園内は桜やツツジの名所としても知られ、春の来園需要が発生する時期がある。
イベント面では「華蔵寺公園花まつり」を3月20日から5月10日まで開催し、桜の開花時期には夜桜のライトアップと遊園地の夜間営業も実施される。「夜桜みナイト2026」は3月27日から4月7日まで開催されるとしている。
伊勢崎市は群馬県内でも特に外国人住民が多い自治体とされ、2025年12月末時点の外国人住民数は17,320人で県内最多と記載されている。
株式会社Aizawa Corporationは自動車販売・買取や整備事業、事故対応、レンタカー事業、保険代理店事業、不動産業を手がける。
会長の相沢正雄は、幼少期に来日し言語の壁に悩むなかで、同地で家族と過ごした時間に心を救われた経験があるとしている。こうした体験がネーミングライツ取得の背景にあり、今回の契約更新には地域への恩返しと、誰もが安心して楽しめる場として次世代へつなぐ思いが込められているという。
多言語サイン掲示
「Auto Mirai 華蔵寺遊園地」では、多言語による「ようこそ」や「ありがとう」といったサインを掲示している。背景には、伊勢崎市が外国人住民数17,320人(2025年12月末時点)と県内最多であるという地域特性があるとしている。来園者が自然と“歓迎”、“感謝”を感じられる空間づくりを目指すとしている。
多言語サインは、単なる表示にとどまらず、異なる言語や文化を持つ人々が安心して時間を共有できる社会への小さな入口としての役割を担うという。株式会社Aizawa Corporationが取り組んできた多文化共生の理念を具体的な形として表現しているとも説明している。
代表取締役の木村雅彦は、「言語や文化の違いがあっても、誰もが笑顔になれる場所」としたうえで、ネーミングライツ更新を通じて「多言語の『ようこそ』『ありがとう』のメッセージを通じて、伊勢崎らしい多文化共生を発信していきたい」との考えを示している。
