株式会社アイスマイリー(東京都渋谷区)は、AI関連企業が集まる展示会「AI博覧会 Osaka 2026」をマイドームおおさかで開催する。AIエージェントや生成AI、画像認識などを対象に、企業のAI導入支援を目的とした展示を行う。出展は50社、製品数は100件を超える規模となる。
同社は国内最大級のAIポータルメディア「AIsmiley」を運営しており、東京都渋谷区を拠点にAIソリューション紹介やイベント企画を手がけている。今回の展示会は、産業の集積する大阪での開催を通じ、製造、物流、小売り、サービスなど多様な業種でのAI活用を促進する狙いがある。これまで東京と大阪で計7回開催してきたシリーズの一環で、今回は大阪で2回目の実施となる。
50社が100製品展示へ
会期2日間で50社が出展し、100以上のAIソリューションを展示する。来場者は担当者との対話やデモ体験を通じて、業務課題に適した製品を比較できる。30以上のカンファレンスも予定され、ダイハツ工業や大阪ガス、京セラコミュニケーションシステムなどの企業担当者が登壇する。
これまでのシリーズ累計来場者は3万人を超え、AI導入事例やDX施策の共有の場として運営されてきた。今回も製造業の現場力やAI人材育成、組織変革をテーマにした講演が予定されている。
大阪で2回目の開催体制
同展示会は、東京を中心とする過去開催の成果を踏まえ、大阪での運営体制を拡充した形で進められる。主催はアイスマイリーが担い、後援には一般社団法人日本ディープラーニング協会や生成AI活用普及協会、データサイエンティスト協会などが名を連ねる。展示会場はマイドームおおさか3階ホールで、開催時間は初日が10時から18時、2日目が17時までとされている。
背景には、関西の製造・物流産業がAI導入を進める動きがある。同社は過去に発表した「AIトレンドレポート」などを通じて、企業のDX支援に取り組んでおり、展示会もその一環として位置づけられている。
今回の催しでは、AIポータルメディア「AIsmiley」のネットワークを活かした出展企業との連携が進められている。出展対象はRAG構築やファインチューニング、チャット連携、画像生成AI、外観検査など幅広く、実務課題に直結する技術を扱う。
出展企業の中には、クラウドCRMを提供するセールスフォース・ジャパンや、生成AIによる営業支援を行うFCE、AI受託開発を手がけるSigmaBrainなどが含まれる。展示ブースではAI-OCRやAIエージェントといった多様な活用法が紹介される予定だ。
一般向けと報道関係者向けの事前登録をオンラインで受け付けており、開催に向けて来場者登録が始まっている。イベントを通じて、関西圏の企業がAI導入を検討する際の実務的な選択肢を確認する場を提供する構成だ。