イオンは国際協力NGOジョイセフの支援活動「思い出のランドセルギフト」を店舗で実施する。4月1日から4月30日の期間、「イオン」「イオンスタイル」などの店舗で、使い終わったランドセルの寄付を受け付ける。寄付を通じ、ランドセルが教育機会に恵まれない女子を含むアフガニスタンの子どもたちに届き、就学のきっかけづくりにつながるとしている。
取り組みは、より多くの子どもたちの学習環境の充実を支援したいという想いに基づく。店舗で寄付を受け付けることで、来店客が使い終わったランドセルを持ち込んで国際支援活動に参加できる形を整える。イオンにとっては、店舗と物流網を通じて支援活動の受け付けと集約を担う施策となる。
2025年は8623個集まる
2025年は5回目の実施で、計8,623個のランドセルが集まった。イオンは2026年も継続して実施するとしている。実施店舗は「イオン」「イオンスタイル」などの店舗で、一部実施しない店舗がある。
寄付の受け付け場所はキッズ売場とし、店舗によってはサービスカウンターで受け付ける。寄付対象品は使い終わったランドセルで、メーカーや色は問わないとしている。
イオンのランドセル寄付実績は2019年が1,500個、2022年が6,352個、2023年が10,980個、2024年が9,726個、2025年が8,623個だった。2020年は感染症の影響で中止し、2021年はアフガニスタンの政変で中止した。
寄付されたランドセルは、国内情勢などの理由で教育の機会に恵まれない女子をはじめとするアフガニスタンの子どもたちが、学校へ通うきっかけづくりに役立つとしている。ジョイセフは2004年より、日本で役目を終えたランドセルをアフガニスタンの小学校で配付し、特に教育へのアクセスが困難な女の子の小学校への就学を支援している。
物流網で倉庫へ集約、9月頃に到着
寄付は、来店客が使い終わったランドセルを店舗へ持ち込む形をとる。承り時には、アフガニスタンまでランドセルを送る費用の一部の負担が必要とされている。イオンは預かったランドセルを物流網でジョイセフの倉庫へ集め、検品・梱包してアフガニスタンに送る流れを示している。
ランドセルは9月頃にアフガニスタンに届くとしている。寄付の様子は、ジョイセフの「思い出のランドセルギフト」公式ホームページで報告するとしている。
寄付対象品はメーカーや色を問わない一方、豚革を使用したもの(宗教上の理由)や汚損・破損が激しいものは現地へ届けられない場合がある。取り扱いの範囲は、店舗のキッズ売場を基本とし、店舗によってサービスカウンターで受け付ける形をとっている。
イオンは、店舗で寄付を受け付け、物流網で集約してジョイセフの倉庫へ送る体制を示しており、寄付の対象品の条件や受け付け場所の違いが運用上の注目点となる。取引管理や法人営業の観点では、受け付け期間が4月1日から4月30日で固定され、対象外となるランドセルがある点を踏まえた案内が必要となり、イオンは2026年も同プロジェクトを継続して実施する方針を示している。
